免疫力の向上や精力回復に効果あり『冬虫夏草』のラボ見学@タムダオ

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皆さま、『冬虫夏草』ってご存知でしょうか? 筆者は、愛読しているちゃんこさんのブログで、薄っすらと存在は知っていたのですが、なんとその『冬虫夏草』の生産ラボが、ハノイ近郊にあり「良かったら取材に来ませんか?」という素敵なご連絡をいただき、取材兼見学に行ってきました!
ラボでの様子を書く前に「冬虫夏草……? 一体Halcaは、何の話をしているんだ?」と思われる方も多いかと思いますので、まず初めに『冬虫夏草』についてご紹介いたします。

冬虫夏草とは?

冬虫夏草(とうちゅうかそう、ふゆむしなつくさ)は、蛾(ガ)の仲間の幼虫に寄生するキノコの一種。中医学・漢方の生薬や、薬膳料理・中華料理などの素材として用いられる、いわゆる冬虫夏草は、チベット等に生息するオオコウモリガの幼虫に寄生して発生するオフィオコルディセプス・シネンシスを指す。

別名を「中華虫草」ともいう。「冬虫夏草」の名称は、チベットで古くに、この菌が冬は虫の姿で過ごし、夏になると草になると考えたことから名付けられた。チベット文字での呼称「དབྱར་རྩྭ་དགུན་འབུ」を漢語に直訳したものが「冬虫夏草」である。
引用:Wikipedia

こうして文章だけ読むと一体どんなものなのだろう……とちょっと不安になりますが、虫に寄生するキノコの一種なのだそうです。

冬虫夏草の効果

  • 歴史と研究の中で証明された冬虫夏草の効果
  • 強壮・精力増強、疲労回復効果
  • 身体の機能を整え、免疫力を高める効果がある
  • 肺と腎を強める働きがあり、喘息の治療などで使われている
  • 副作用は精子数増加と、体重の増加が確認されている
  • アガリクス茸の17倍のβ-グルカンを持ち、がん抑制効果が期待できる
  • 亜鉛、セレン他のミネラル類・天然アミノ酸他のタンパク質も豊富
  • 健康維持に効果的なコルジセピンや抗酸化酵素(S.O.D)を含む
  • 壊れた細胞を修復する力がある

引用:よくわかるやさしい冬虫夏草ガイド

こうして、効果を見るとかなり身体に良さそうで、是非試してみたい! と思われる方もいるのではないでしょうか? それは、ベトナムの方も一緒で、興味を持つ人が増えるにつれ、製造方法が不明の劣悪な商品も市場に出回るようになり、逆に健康を害してしまう製品も出て来てしまった事から、今回ご紹介する『BioFun』のPham Van Trungさんは、ハノイで安心安全な『冬虫夏草』の栽培販売を行うことを決めたそうです。
冬虫夏草が何か、そしてなぜハノイで栽培を行っているかを分かって頂いたところで、ここからは、BioFunのラボをご紹介いたします。

BioFun

生産ラボがあるTam Dao(タムダオ)へ

ビンフック省、タイグエン省、トゥエンクワン省の3省にまたがるベトナム北部東地区のタムダオ山脈にBioFunの生産ラボがあります。
Tam Dao(タムダオ)は、ハノイから85km、ラオカイ行き高速道路で約1時間の高原で、山道を登った場所にあります。海抜は、1000mの高原なので、サパ、ダラットと同じく年中涼しく19世紀から1940年までフランス人の避暑地として使用されていました。
筆者が訪れた日は、凄い霧の日でした。辺り一面真っ白です!こちらが、生産ラボ。生産ラボのスタッフさんがお出迎えしてくれました。とても立派な建物です。それにしても深い霧です。『冬虫夏草』は、寒さと湿気が必要で、タムダオの気候は、栽培するのにとても適しているのだそうです。

生産ラボ見学開始!

生産ラボでは、蚕に冬虫夏草の菌を直接入れて栽培する方法「バイオマス」という蚕やブラウンライスなどを混ぜた人工の培地で栽培する方法の2種類があり、こちらの機械で蚕やブラウンライスなどを約40分間蒸して培地を作るのだそうです。
※写真に写っている男性が、Pham Van Trungさんです。1回栽培するのに必要な栄養素を調合して、「バイオマス」をつくるため、冬虫夏草を収穫したあとの培地は使いまわすことは出来ず、毎回つくっているそうです。
そして、こちらが「バイオマス」で栽培されている冬虫夏草です。
写真を見ると赤く伸びているものがあるのが、ご覧いただけますでしょうか?湿気や温度の管理、24時間電気をつけて栽培しているそうです。
大体75日間で、収穫できるそうです。これだけの量を栽培できるのは、タムダオの気候のおかげであり、ハノイ市内や日本でやろうとすると夏の間エアコンを付け続けないといけないので、電気代とコストが見合わないそうです。

写真左側に写っているのが、バイオマスで育った冬虫夏草です。
生の冬虫夏草を1本試食したのですが、甘くて癖もなく食べやすくて、美味しかったです。(蚕で栽培したものは、もっと動物的な味わいがあるそうです。)
ちなみに自然のものだと、生で1本5ドルくらい、100gで400ドルくらいするのだとか。
養殖ものでも100gで80ドルくらいとかなりの高級品です。
冬虫夏草を乾燥させて作ったお茶もいただいたのですが、お茶というよりはスープの出汁にすると美味しそうと感じるくらいキノコの味がしっかりしていました。


続いてご紹介いただいたのが、蚕での栽培の様子。
Trungさんが、手に持っているものが、冬虫夏草の菌です。この菌は、冬虫夏草の研究を行っている大学教授のNhaさんという方が作ったものなのだそうです。
※写真中央に写っている赤い服の男性は、今回Viethichに取材依頼を下さった金光さんです。
近くで見るとこんな感じです。
研究者であるNhaさんと投資家であるTrungさんが協力して冬虫夏草は、栽培されているのです。先ほどの菌を特殊な方法で更に増やしたのが、こちらです。サイエンスの世界ですね。増やした菌を写真に写っている機械で、かくはんし、それを蚕1匹ずつに入れていくそうです。

蚕に入れている様子は、上記の動画57秒よりご覧頂けます。
こちらのケースの中に蚕で育っている冬虫夏草が入っています。
冬虫夏草は、生きている蚕と菌が体内で戦い合う事によって、冬虫夏草の効能が出てくるそうです。そのため、生きている蚕に菌を入れる必要があり、蚕を買った時点で、使えるものは50%程度。必ずしも菌が勝つというわけではないので、きちんと育つものは、そこから更に50%。そのため、40kgの蚕を購入しても使用できるのは1kg程度なのだそうです。
高級になるわけです。

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Slider

そんなにグロテスクなものでは無いのですが、見たくない! という方もいるかもしれませんので、蚕から育つ冬虫夏草はスライドにしました。見たい方は、スライドして頂くと見られます。

Biofun専門ショップ

ここまで、ご覧いただいて「ちょっと試してみたい。」と思われたハノイ在住の方! ご安心ください。2018年01月14日にハノイ市内に専門ショップがオープンしております。
それが、こちらです!住所は、後ほどご紹介いたしますが、大通りに面しているので迷う事も無いと思います。
店内に入るとお酒や、お茶、カプセル状の商品など様々な冬虫夏草商品が販売されています。 こちらは、生の冬虫夏草。右が蚕バージョンで、左がバイオマスバージョンです。
生のものは、特にがん予防や呼吸器系疾患予防、免疫力の強化などに効果があるそうです。日本では、生の冬虫夏草はほぼほぼ手に入らないので、かなり貴重です。
色々と商品を並べて頂きました。
こちらのお店では、生の冬虫夏草を煮出したお茶と飲みやすいTバックバージョンのお茶を頂きました。
写真中央が生の冬虫夏草、背の高いグラスに入っているのが、Tバックのお茶です。
飲みやすく持ち運びしやすいように冬虫夏草の他、ブラウンライスや、お茶などが配合されています。普通のお茶よりは高いですが、効果が違います。生の方が味はしっかりしていますが、Tバックバージョンもしっかりとキノコの風味が出ていました。お茶として飲むほかにスープの出汁としても使えそうです。


いかがでしたでしょうか?
興味を持たれた方は、是非お店に行ってみて下さい。&Trungさんは、日本語が話せるので、生産ラボの見学も大歓迎とのことです。

お問い合わせフォーム

※下記フォームよりご連絡いただきますと日本人担当の金光さんのメールアドレスに直接連絡が入るよう設定されています。

お店情報

Biofun
住所:30a Võ Chí Công, Xuân La, Tây Hồ, Hà Nội
電話番号:+84 96 157 7188
営業日:月~土 08:00~18:00
Homepage:http://dongtrunghathaobiofun.vn/
Facebook:https://www.facebook.com/TouchukasouBiofun/

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しております。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性があります。予めご了承ください。

最終更新日:2018年02月04日

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ABOUTこの記事をかいた人

Halca@Earth

宮城県仙台市出身。ベトナム・ハノイ在住歴5年目。 ベトナム在住そして、独身女性だからこそ書ける記事を提供できるよう日々奔走中。自称ハノイ美容マニア。趣味である各国の「民族衣装」撮影時にベストなコンディションで臨めるよう、日々新しい美容方法を試している。 本人はしっかりしているつもりなのに、度々変な事に巻き込まれる。地元の後輩からは『生きるコントby大宮エリー』と言われている。