『Toravy』ハノイで面白いビジネスをやろうとしている集団に出逢った!

今年の4月頭、筆者のプライベートブログの方に一通の問い合わせがきました。当サイトVIETHICHの方ではよくある話なのですが、サイトの構築準備中だった為に1日の閲覧数が一桁の時もあったプライベートブログの方によく問い合わせをしてきてくれたなと問い合わせを下さった小倉さんに感心してしまいました。
それから何度かお会いしたり、メールでのやり取りを行い、今月遂に諸々の準備が整った!というご連絡を頂き、今回こうしてご紹介する事になりました。
筆者の準備期間2ヵ月!満を持してインタビューをさせて頂きました。

Toravyは、Airbnbなどの民泊システムを利用して、英語が話せないベトナム人オーナーとベトナム語が話せない外国人旅行客の橋渡しをする会社です。インスタや、Twitter、YouTube動画を通して、お部屋の紹介を行うほか、ベトナムの文化なども発信しています。

会社について

Toravyはどんな会社ですか?

100%日系の会社で、ベトナムに今回初進出してきました。元は貿易業を行っており、日本・韓国・香港に会社があります。
Toravyは、デザインコンサルタント会社として申請し、店舗や人のシステムを”デザイン”する他に、インスタやTwitter、YouTube動画を使ったSNSマーケテイングに力を入れています。

ハノイに進出しようと思ったキッカケはなんですか?

3年前から貿易関係の出張でハノイに来ていたのですが、最初に来た時から、数カ月程で急成長するハノイにパワーを感じ、特に人の活気が魅力的だなと感じる様になりました。何度も足を運びましたが、その際に困ったのが宿泊先の確保でした。田舎の方だと条件に合ったホテルが無かったので、その時に出始めた民泊サービスを利用するようになりました。そこで泊めてもらった家の方にローカルな場所を案内してもらったり、色々と親切にしてもらい、とても良い思い出が出来ました。現地の人と直接触れ合って、基本的に皆さん優しい事や、ツアーでは見えない体験が出来たので、他の人達にも自分と同じような経験をしてもらいたいと思うようになったのがキッカケです。
初めに会社がある韓国で試験的にこのビジネスを試してみたところ、一気に広まり「これならいける!」と確信出来ました。韓国では既に頭打ちだった為、やろうと思っているビジネスがまだないハノイでなら行う事が出来ると確信しました。
お金を預けて他の人にやってもらう事も出来たのですが、腰を据えて取り組もうと決心し、7月からは家族もハノイに呼んで本格的に行う予定です。
今はまだ手探りの状態ですが、現地に合ったシステムを模索し、経営者として利益を出す事も大切ですが、それ以上にお客様・物件オーナー様、またこのビジネスに関わる方々に喜んでもらえる事が大事だと思っています。

Toravyのアピールポイントはなんですか?

1つ目は、日本人のオーナーである私が自ら物件に足を運びチェックをしている事です。私以外のスタッフは全員ベトナム人ですが、コミュニケーションに力を入れ、報告書を必ず出させるようにもしています。
日本人の目で見てクオリティやアメニティ等がしっかりしているかどうかに凄く気を使っています。
2つ目は、24時間対応で、かつ日本語での問い合わせが可能な事です。
3つ目は、民泊サービスとメディア配信に力を入れているので、ベトナム国内で製造してる製品や、これから売り出そうとしてる商品等を当社のベトナム人モデルを使い、国内・海外向けにプロモーションをかける事が出来る事です。

今後のビジョンはなんですか?

年内にハノイで物件200軒を目標とし、来年は、ダナン・ホーチミンでも支店を持って物件数1,000軒を目標としています。再来年には、ベトナム全土で2,000軒を目標とし、3年後には40%くらいのシェアで国内最大化するノウハウをパッケージ化して販売する予定です。

Toravyのベトナム人スタッフについて教えて下さい。

当社のスタッフは、ベトナム人でも海外で長年育った子達です。「外から自分の国を見てきた」という点では、旅行者等のニーズを理解できるメンバーの集まりだと感じてます。「ハノイに来てくれた外国人に良い思い出を作ってもらいたい!また、オーナーにも利益を出してもらい、会社や自分も楽しく仕事をしたい」と思って仕事をしてくれています。
日本流のやり方を教える事も出来ますが、ベトナム人の良いところ、大切なところはお互いに言いたい事を言い合ってストレスなく働いているところなので、基本的なルールはありますが、やりたいようにやって、失敗したら修正していけば良いと思っています。

YouTube動画でモデルを務めるジェニーさんにもお話をお伺いしました。

ジェニーさんは、日本語が話せないので、英語でインタビューし、筆者が日本語に翻訳しております。

前職のデザイナーからYouTubeモデルになった理由を教えてください。

インタビューを受けた時は、今までに聞いた事がなかった仕事だったので驚きました。ただ、部屋やインテリアに興味があったので、楽しそうだなと思いました。また、海外旅行者は、ハノイの事をあまり知らないので、動画で発信する事はとてもユニークだなと思いました。また、会社が出来たばかりの事もあり、これからどう成長していくかにも興味を持っています。

オーナーの小倉さんについて教えてください。

情熱とひらめきがある方です。一緒に働いていると私の考え方に良い影響を与えてくれ、ひらめきをくれる方なので、仕事の興味だけでなく彼の人柄にも興味を持って今一緒に働いています。

ありがとうございました!
筆者にとって今までに聞いた事の無いビジネス!これからToravyさんがどう成長していくのか目が離せません!



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ABOUTこの記事をかいた人

宮城県仙台市出身。2013年6月からベトナム・ハノイ在住。 ベトナム在住そして、独身女性だからこそ書ける記事を提供できるよう日々奔走中。自称ハノイ美容マニア。趣味である各国の「民族衣装」撮影時にベストなコンディションで臨めるよう、日々新しい美容方法を試している。 本人はしっかりしているつもりなのに、度々変な事に巻き込まれる。地元の後輩からは『生きるコントby大宮エリー』と言われている。