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アートと商業。


今日、私は上司さんの代理でGEISAIというものに行ってきました。

預かった招待状によると日本発のオリジナルなアートフェアとの事で

「どんな凄いアートが見られるのだろう

それも協賛ルイヴィトンだし審査員村上隆だしとかなりワクワクして行ったんですが…

行ってみるとうーん

テイスト的には室内型フリーマーケットを思い浮かべてもらうのが一番近いかと…

大きな体育館内を畳二畳分程のスペース毎に区切り、そのスペース毎にアーティストが作品を展示していて

そのスペースの前で作品を作ったアーティストが立っていて説明してくれたりするんですが

目を見張る様な作品はほんの一部で、だいたいは高校の文化祭レベル…ゴニョゴニョ

まぁ小学生や高校生、大学生も多く出品しているので、文化祭的なノリなんですが

中には、挨拶もせずこちらを睨んでいるだけのアーティストや

殴り書きの様なイラストに「なんでこの世に生んだんだ」みたいな

…えっうつ病ですかみたいな作品も結構あって

こういうのもアートだお前は全然わかってないと言われるかもしれないけど

私は、そういう作品をアートと認めたくはないし

目を見張る様な作品作ってる人で睨んでくる様な人はいなくてニコニコしながら説明してくれたり、挨拶してくれたりして

言葉に出来ないから上手く伝えられないから逃げ場が美術で、絵に思いをぶつけましたみたいな作品は…私はアートを侮辱してると思います。

なんか未だにアートとは何かと問われると頭を抱えちゃうのですが

アートで食べていきたいと考えた以上それは商業で、ニーズに答える必要があると思うんです。

そんな事を考えつつ、ドラマのキャラクターやホームページに対応出来そうなアーティストの名刺を数名分頂いてきました。

その名刺の方々と働ける場を作れるかはまだわからないですが、アートと商業の関わりを考える良い機会にはなりました。

私は、芸術系の短大、大学を出て今働いていて

たまになんで絵を描く仕事やデザインの仕事をしないの

と訪ねられる事があって

その質問に直感で進んできた私としてはちょっと困っちゃってたんですが

不景気だからとか狭き門だからとかは関係なくて、私は他人ありき、ニーズありきの作品は作れない。

私のアートは商業ではない。

そう改めて自分の考えをまとめる事が出来ました。

形は違えど映像の分野でもの作りに携わり商業として関わる。

それが自分の選んだ道です

社会人4年生にしてやっと自分が映像業界にきた意味を見つける事が出来ました。

うん…自分の直感に考えが追いつくまでに4年って…私大丈夫かしら…。

追伸:なんかここ最近暑苦しい日記ばかりで申し訳ないです。

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