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今後ベトナムでの就職を考えている方へ。ハノイ在住丸3年記念コラム

2016年06月13日(月)当サイトライター『Halca』がハノイ在住歴丸3年を迎えました!私は現在、このサイトを運営しながら現地採用としてベトナム・ハノイで働いております。

ハノイ在住丸3年を迎えて

ハノイに降り立った日

2013年6月12日、私は2年間のオーストラリア・ワーキングホリデーを終え、ベトナム・ハノイに向かう事となりました。

私は、オーストラリアにてベトナム・ハノイでの就職を決めていた為、日本には帰らずオーストラリア・メルボルンから直接ハノイに向かいました。

オーストラリアを出る日は、色々な感情が押し寄せ、子供の様にわんわん泣いて泣いて泣いて、メルボルン空港から母に「これからオーストラリアを出て、ベトナムに向かうよ」という報告の電話を入れた際も泣きまくって、母から「大丈夫だから、またオーストラリア来れるから、泣かないで今度はベトナムで頑張るんだよ」という言葉にまた涙が出て、ベトナムへ向かう機内の中でもずーーーっと泣いて、泣き疲れて寝て、また目が覚めたら泣いて、トランジットで立ち寄ったタイの空港でも乗り換え待ちの5時間ずーーーっと泣いて、人間こんなにも泣き続けられるんだ!ってくらいに泣いていました。

それが、ハノイに降り立った瞬間まるで子供が新しいおもちゃを買ってもらえた時のようにピタリと涙が止まり、パーッと視界が明るくなり見るもの全てが新鮮だった、それがハノイ初日の思い出です。

それから、丸3年色々ありましたが、ハノイに幻滅したり、来なければ良かったと思った日は一度もありません。来てよかったです。

ハノイに住んでみて

ハノイに来た当初は、「ハノイに来ちゃうなんて、外れクジ引いちゃったね。」という様な、ハノイ大っ嫌いな日本人にも、逆に「ハノイに来てベトナムが大好きになりました!」っていう人にも出逢いました。

同じ国に住んでいても感じ方、捉え方は人それぞれですね。私はというと「ハノイのどこが好き?」と聞かれたら「えっ!?私ハノイの事好きだなんて一言も言ってないよね!?」というくらいの天邪鬼さんなんですが、「ハノイ愛はあるの?」と聞かれたら、間違いなく「ハノイに愛はあります。」と応える、そんな感じです(笑)

私がハノイを選んだ理由は、いくつかあるのですが、その1つが「のぼっていく国に住んで、発展を肌で感じたい」と思ったからです。それは、日本でもオーストラリアでも「もう少し早く生まれていたら良かったのにね、今の子達はかわいそうだね」と言われる事が多々あり、「かわいそうで終わらせたくない!のぼっていく国に行ってやろう!」という気持ちでハノイに来ました。

最初の2年間は、ハノイに馴染むのがいっぱいいっぱいで、建物がどんどん建っていく様子や、バブルの様な経験が出来る事は、体験出来ても内面(?)までは、あまり見る事がなかったのですが、3年目に入り、色々な人達との出逢いから、ハノイにはまだまだチャンスが転がっている国だな新しい挑戦が出来るなと思うようになりました。私の場合、このサイトを立ち上げた事が第一歩です。

日本にいたら、あまり身近に感じなかった『起業』している人たちにもハノイではよく出会います。

ハノイに来た当初、長くいる人から「とりあえず、3年間は居てほしい、見えなかった事が絶対見えてくるから」と言われた事を思い出しました。当時はあまりピンと来なかったのですが、今は「景色の見え方が変わってくる」という気持ちがわかるようになってきました。

仕事について

仕事については、下記記事でガッツリ書いたので、読んでもらえればと思うので、簡単に言うと違う文化を持っている人たちと仕事をするわけですので、一筋縄ではいかないですね。

ベトナム人同僚との闘いの日々!? 文化の違い、言葉の壁。


来たばかりの頃は、周りに相談できる人もいなくて、結構参ってしまった時もありました。これからハノイに滞在する人の少しでも支えになればと思い、上記記事や、インタビュー記事を当サイトでは取り扱っています。

これからハノイに来たい人へ

私は、オーストラリアから直接ベトナムに来ました。

一度も訪れたことがなかった『ベトナム・ハノイ』で就職を決め、働き始めたので傍から見たら無謀な挑戦だったかもしれません。

しかし、私はオーストラリアで出来る限りのリサーチをし、仕事も住む家も、ビザ申請についても全て決めた状態でハノイに来ました。何も知らない、何もわからない状態で、ハノイに来たわけではないんです。

2016年現在、ハノイ在住日本人はドンドン増えていますし、日本の物も手に入りやすくなりました。しかし、だからといって何も調べずハノイに来るのはやっぱり無謀だと思います。嫌な思いだけして日本に帰っていってしまった人達も多く見ています。

今はネットである程度なんでも調べられる時代ですし、Facebookの交流ページなどで直接現地に住む人とやりとりをする事も可能です。是非、ある程度の事はリサーチしてから来てほしいなと思います。

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