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シンガポール滞在費節約の鍵!「宿泊費」を抑える方法は?

今回は、宿泊費の高いシンガポールで、宿泊費を安くする為のおススメ滞在方法をご紹介いたします。

シンガポールでは、宿泊費の他にサービス料10%、 ホテル税7%が必要

一人旅や格安旅行を楽しむならドミトリーがおススメ!

極力宿泊費を抑えたいと思い色々なサイトをチェックしたのですが、シンガポールではお手頃価格のビジネスホテルというのを見つけるのがなかなか難しかったです。上記にも書いた通り、「安い!」と思っても別途サービス料とホテル税がかかるので、70SGD(≒5,600円2016年04月現在)くらいのホテルでも税金がかかると80SGD(≒6,400円2016年04月現在)を超えてしまいます。そんな時に、ドミトリーはとっても便利です。

ドミトリーとは??

日本でも徐々に認知度が上がってきている「ドミトリー」は、ユースホステルやゲストハウスなど複数人で一緒の部屋を使うことを言います。通常は、ベッドと寝具、ロッカーが一人一人に用意されています。
トイレとシャワーなどは共用となるので、ホテルが「部屋」を借りるのに対し、「ベッド」を借りるという感じです。

パイン ホステル (Pine Hostel)

今回、筆者が宿泊したホステルです。
こちらのホステルを選んだ理由は、女性専用のドミトリーがある事、朝食付きである事、そしてホテル予約サイトでのレビューの評価がとても良かったことです。
海外のホステルの場合、男女混合も多いので、「女性専用」のドミトリーがあると安心します。こちらのホステルでは、女性専用エリアには男性は一切入れないように鍵がかかっていたので、更に安心でした。

共有スペースで他の宿泊客と情報交換が出来る

「ドミトリー」の場合、自分のスペースがベッドしかない為、共有スペースを設けているところがほとんどです。
今回宿泊したホステルにも落ち着いた雰囲気の共有スペースがあり、のんびり飲み物でも飲みながら他の宿泊客と交流する事が出来ます。
言葉がわからなくても大丈夫!便利な翻訳アプリを活用しよう!

ホステル到着後、明日のスケジュールを考える為に共有スペースでパンフレットを見ていると後ろから2人の話し声が聞こえてきました。
なんとなく2人の会話が耳に入ってくるのですが、片方は日本語もう片方は中国語を話しているんです。

別々に話しているのかな?もしくは聞き取りはお互い出来るけど喋れない人達?と頭に沢山の疑問を抱きつつ2人の様子を伺っているとやはり、2人で会話しているんです。
どうなっているんだろうと思い、思わず声をかけるとなんとスマホの翻訳アプリを使って会話していたんです。
お互い母国語しか話せない同士が、アプリに伝えたいことを吹き込んで、翻訳されたものを相手が読んでコミュニケーションをしていました。

現代ならではの交流方法ですよね。
(こちらのホステルではWi-fiが繋がりますので、アプリを使用したいけど国際ローミングはお金がかかりそうで怖い!という人にも安心です。)
この後、2人は翻訳アプリを通して意気投合し、翌日は一緒にシンガポール観光をしたそうです。
私はまだ経験がないのですが、ホステルで知り合った人と一緒に観光し、そこから仲良くなってFacebookなどで連絡を取り合いその後も友人関係を続けている人も沢山いるようです。
共有スペースがあるホステルならではですね。
ホステルの壁には沢山のメッセージが書かれており、過ごし易いアットホームな雰囲気が伝わってきます。
壁には宿泊者の写真が貼られています。中にはこちらのホステルで知り合って友人同士になった人たちもいるかもしれないですね!
上記では、他の宿泊者との交流について書きましたが、無理に「絶対交流しなきゃ!」と焦らなくても大丈夫です。
楽しく交流している人もいますが、1人でのんびり本を読んだり携帯電話をいじったりしている人もいます。
共有スペースにはパソコンもありますので、パソコンを使って1人のんびり翌日のスケジュールを考えることも出来ます。
尚、共有のパソコンでFacebookなどにログインした場合は、使用後必ず履歴やパスワードを消してくださいね。個人情報漏えいには十分ご注意ください。

写真奥に写っているのは共用のトイレです。トイレもとてもきれいでした。
共有スペースには飲み物も置いてあります。また、先述した通りこちらのホステルでは朝食が出るので、朝にはこちらに食パンが並んでいました。
簡単な食事ではありますが、慣れない土地で朝食を探して食べるというのは意外とお金がかかってしまったり面倒だったりするので、朝食付きは有難かったです。

こちらが、10ベッド女性専用ドミトリーです。筆者は、2段ベッドの上が割り当てられました。この日は大丈夫でしたが、共同部屋という事でうるさかったり、カーテンが無くまぶしかったりするので、気になる人は耳栓とアイマスクを持っていくと良いと思います。

こちらのホステルは、35.25SGD(≒2,800円2016年04月現在)+サービス料 10%でした。ホテルではないため、ホテル税はかからないようです。
日中観光をしていてホテルには寝に帰るだけという人や、他の宿泊者と交流したい人にはホステルはおススメの滞在方法です。

パイン ホステル (Pine Hostel)
153 Tyrwhitt Rd, Singapore 207566
電話:+65 6297 9905
http://www.pinehostel.com/

貴重品の管理には十分ご注意下さい。

安くて便利なホステルですが、全ての場所が共有となりますので、貴重品の管理はお忘れなく。シャワーを浴びる際などは面倒でも貴重品は全てロッカーにしまいましょう。


上記の記事は取材時点の情報を元に作成しております。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性があります。予めご了承ください。

最終更新日:2016年05月16日

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