「人種が変わっていく様子を自分の目で見たかった。」
という世界一周の理由を聞いて、「言葉で ”世界一周” と言っても、色々な理由で旅をする人がいるんだなぁー」という印象が強く残っているハノイで出逢った旅人又吉さんが、長野県松本市にゲストハウスをオープンしたと聞きつけ、会いに行ってみました。
そのゲストハウスは、松本城まで徒歩1分! 築100年の古民家を再生した小規模なゲストハウス「Thank you Hippopotamus Hostel(サンキューヒポポタマスホステル)」です。
Thank you Hippopotamus Hostel
サンキューヒポポタマス……一体どんな意味なのかと思い、又吉さんに聞いてみました。
まずヒポポタマスというのは、カバを英語にした言葉です。カバって一見大人しそうな仕草でのろのろと歩き、ちょっと間が抜けた顔をや体型をしていて可愛らしいイメージがありますが、実は、見た目とは真逆で、非常に凶暴で危ない動物なんです。このゲストハウスも古民家を再生した日本的な建物ですが、宿泊者の多くは外国人なので、カバ同様にそんな見た目と中身に大きなギャップがあるところが面白いなと思い、名づけました。あと、日本語でヒネリの利いた名前を付けてしまうと外国人にとっては意味が分からないことも多いので、英語で伝わってそれでいてユーモアのある名前が良いなと思って英語の名前にしました。
おかげで宿泊者の多くに名前の由来を聞かれるので、会話が生まれます。
又吉さんから話を聞くまで、カバが狂暴というイメージは全く無かったのですが、調べてみるとアフリカでの動物による死亡原因の第一位はカバであり、実は草食ではなく、肉も食べるそうです。更にかなりのスピードで動けるらしく、標的にされると逃げるのはほぼ困難とか!? 動物園の穏やかなイメージしかなかったので、次カバを見る時にはイメージが変わりそうです。
疑問も解決したところで、早速ゲストハウスを紹介していきます。
外観
共同スペース
ウッドデッキ
男女共同ドミトリー
他に和風の個室と洋風の個室があるのですが、筆者が宿泊した日は、どちらも宿泊者がいたので、気になる方は下記ページをご覧ください。
https://thankyouhippo.com/Room&Price/index.html
いかがでしたでしょうか? 田舎のおばあちゃんの家にいるような懐かしい雰囲気の中にモダンなテイストが混ざっており、そんな空間に外国の方が沢山いる様子がまさにギャップがあって名前の通りでした。
松本市にお越しの際は、是非ご利用ください。
ゲストハウス情報
住所:長野県松本市城西 2-5-18
Tel : 080-4958-8174
Homepage:https://thankyouhippo.com/index.html
おまけ①
おまけ②
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しております。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性があります。予めご了承ください。