そこで今回は、特に日本で流行っているベトナム料理を3つご紹介したいと思います。
ベトナム料理の代表格・フォー
ベトナム料理で最も有名で日本でも人気の高い麺であるフォーは、既にご存知の方も多いと思います。
フォーは、米を原材料とした細い平打ち麺です。牛の骨からダシをとったスープでトッピングに牛肉を乗せたり、鶏ガラスープで鶏肉を乗せたり、その食べ方はいろいろあります。
他に基本の具材として挙げられるのは葱ですが、もやしや多くのハーブを入れたり、唐辛子、ライムも好みに応じて加えたりすることもあります。特にライムは、その酸味が後味をさっぱりとさせてくれるのでおすすめです。
あっさりとしていながら深みがあるスープに、癖のない麺が日本でフォーが支持される理由となっています。
絶妙な味のバランス!バインミー
ベトナムのファストフードの1つであるバインミーは、サクサク、ふわふわでやわらかな食感のフランスパンに様々な具材を挟んで作るサンドイッチです。
バインミーの具材として扱われる食材にはレバーペーストやハム、大根、人参などの野菜の酢漬け、ハーブなどがあり、最後に魚醤のソースを振りかけて完成します。
レバーペーストのまろやかなコク、メインとなるハム、アクセントのハーブ、それらすべての食材が絶妙なバランスで美味しさを生み出すバインミーは、一度食べたらやみつきになります。日本にもバインミー専門店があるほど人気の一品です。
女性に人気なゴイ・クン
ライスペーパーで海老や豚肉、生野菜、麺などの具材を巻いた生春巻きをゴイ・クンと言います。ゴイ・クンとはベトナム語で包みサラダのような意味を示します。ベトナムの中でも特に北部では、ライスペーパー以外に野菜や薄焼き卵などで巻くゴイ・クンも見られます。
ゴイ・クンは具沢山な料理で食べ応えもありますが、魚醤をつければさっぱりとした味わいでモリモリ食べることができます。ライスペーパーのもちもちとした食感が女性に人気です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ベトナム料理は他のエスニック料理に比べてマイルドな味わいで、日本人の口にも合いますし、主食・おかず・汁物を組み合わせて食べることや箸・茶碗を使って食事をすることなどの食文化も日本人と共通しています。
最近では日本でも本格的なベトナム料理が味わえるお店が増えているので、是非皆さんもベトナム料理の虜になって下さい。