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ベトナム・日本・オーストラリアの物価の違いを比べてみました!

今回は、読者さんからリクエスト頂きました『ベトナムと日本』の物価の違い!読者さんの感覚では日本の物価の3分の1なイメージなんだそうです。果たして実態はどうなんでしょうか、比較してみましょう!!

・・・という事なんですが、せっかくなので筆者が3年前まで住んでいたオーストラリアも合わせた3か国で比較しちゃいます!!
※換算レートは2016年05月現在のOANDAのレートを使用しています。

食品で比べてみました!

参考にしたお店
ベトナム:CITIMART
日本:イオンネットスーパー
オーストラリア:coles

たまご(10個入り)

オーストラリアでは、プラスチック容器ではなく段ボールの紙パックに入っていて、中が見えないので必ず開けてチェックしないとよく割れていました。

ポテトチップス

おいおいHalcaさん、g数違うと比較にならないでしょう!?と思った方も多いのと思うのですが、それぞれの国で標準的な量のポテトチップスを選んでみました。
筆者が、オーストラリアに行った当初にまず驚いたのがポテトチップスの1袋の量!そして値段!「こんなに要らないから安くして~!」と思っていたのがだんだんと慣れてきて、ハノイに来てみたら「一番大きい袋でも小さっ!!!」と今度は少なさにビックリ!完全にオーストラリアサイズな感覚になってしまっていたので、ハノイに来た当初はポテトチップス2袋買って食べていました・・・。
そりゃあオーストラリアで太るわけです涙

水500ml

ベトナムの水道水は、そのままでは飲めないのでペットボトルの水の購入が必須となりますが、安いので有難いです。オーストラリアは、一応水道水が飲めるので、沸騰して麦茶を作りそれを飲んでいました。なので、あまりペットボトルの水を買って飲んでいた記憶がなく、むしろコーラをがぶがぶ飲んでいました。
・・・やっぱり太るわけです涙

コーラ

オーストラリアは、500mlのペットボトルの清涼飲料水がほとんどなく小さいもので600mlでした。それに見慣れると500mlのコカ・コーラがえらく小さく感じます。
それはまぁ良いのですが、ハノイでコーラの値段を知ったとき『価格設定って一体なんだろう・・・お金って一体なんなんだろう』と強く感じました。ベトナム33円オーストラリア306円ってほぼ10倍です。
筆者の感覚なのか実際味が違うのかわかりませんが、オーストラリアではがぶがぶ飲んでいたコーラがベトナムに来たらあまり美味しく感じず、ほとんど飲まなくなりました。

ビール350ml

コーラとはうって変わって、ビールのお値段はベトナムもオーストラリアもあまり変わりありません。オーストラリアは、345mlの瓶ビールが主流だったんですが、なんと栓抜きいらずで缶のフタなんですが、ペットボトルの様に回すとあくようになっていました。
コーラ飲むよりビールの方がお手頃なので、みんなケースで買ってがぶがぶ飲んでいました。ちなみにSAPPOROの瓶ビールも売っていて、こちらは栓抜きが必要なので、奮発してSAPPOROを買った人は栓が開かない事にてんやわんやしていました笑
筆者は、ビールがあまり得意ではなくハノイに来てからベトナムのビールが薄くて飲みやすく更にぬるいので氷を足すスタイルでなんとか飲める状態なので味の比較はやめときますw

タバコで比べてみました!

ベトナムとオーストラリアの違いが凄いですね!今でも高いオーストラリアですが、2020年には1.5倍の40AUD(≒3,186円)にすると発表しております。
参照:たばこ1箱3200円に=豪が増税、愛煙家は悲鳴
更に筆者が暮らしていた3年半ほど前から、タバコのパッケージも全てカーキー色に統一され、喫煙による被害の写真が大きくプリントアウトされたデザインとなっております。
かなりグロいので、写真は控えます。見たい方は下記サイトをチェックしてみてください。
How Grotesque Could Our Cigarette Labels Get? (Just Look at Australia’s)
さらにさらに、基本的に建物内での喫煙は禁止されており、分煙や喫煙室などもありません。
筆者は、ノンスモーカーなので、タバコの煙に悩まなくて良いオーストラリアは最高の環境でした!
ベトナムの場合は、値段も安いし何処でも買えるしなので、今まで吸ってなかった人でも簡単に手を伸ばす事が出来る怖さがあるので、もう少し値上がりしてくれないかな?というのが、筆者の本音です。

乗り物で比べてみました!

バス

バスの運賃は場所によって結構異なると思うので、筆者が暮らしているハノイ。筆者が暮らしていた東京&メルボルンで比較します。

参考資料
ベトナム(ハノイ):http://www.hanoibus.com.vn/Default.aspx?pageid=255
日本(東京):http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/bus/fare/
オーストラリア(メルボルン):http://ptv.vic.gov.au/tickets/metropolitan-myki-fares-2016/

ハノイのバス代は、年々高くはなってきているのですが、それでも34円と格安です。ベトナムはバイク社会なので、バスを利用する人はバイクを購入できない人か学生なので、安く設定している気がします。
東京の場合、マイカー通勤なんてもってのほか!バスは移動手段の一部なので、210円でもかなり安いと思います。筆者の実家仙台は、距離ごとにドンドン値上がりしていくので、東京の値段にビックリしたものです。
そして、オーストラリアのお値段!一瞬意味がわからないですよね!?メルボルンのバスには1回いくらという料金設定が無く2時間以内であれば約310円、それ以降は620円となります。例えば中心部のレストランで働く為にバスに乗って5時間働き、またバスで帰ると620円。つまり片道310円の様な状態です。ちなみにこの料金設定は電車にも適応されているので、1日に何度も乗る人であればお得ですが、通勤で1日に2回しか乗らない人にとっては「なにこの大雑把な料金設定!」と不満が出てました。

タクシー初乗り

ハノイの場合、乗り物の選択肢がほぼタクシーしかない状態なので、タクシー代としては格安ですが日々の乗り物代と考えるとちょっと辛いです。ただ、いつでもどこでも大体つかまえられるので便利です。
日本の場合は、わざわざタクシーに乗らなくても色々選択肢があるので良いですよね。筆者は、前回の一時帰国時ハノイの癖が抜けず頻繁にタクシーを利用した結果お金がドンドン消えていきました(涙)
オーストラリアの場合は、マイカー文化なのでタクシーはほとんど見かけませんでした。大体呼ばないと来ないので、どうしても!という時以外は乗らなかったです。ちなみにメルボルンでは、タクシードライバーさんはインド人の方がほとんどでした。

映画館で比べてみました!

お姉さんカメラ目線ですね・・・。

娯楽が少ないハノイでは、映画館に映画を観に行くことが人気で、いつ映画館に行っても賑わっています。また、料金が安く日本よりも早く公開される映画があったりもするので、「日本では映画館で映画観なかったけど、ハノイではよく観る!」という日本人も多いです。

ランチで比べてみました!

※フォーと比較するならそばかうどんでしょう!というアドバイスを頂いたので、天ぷらそばと比較してみました。
※ベトナムと言えば、フォー。オーストラリアと言えば、ハンバーガーセットなイメージなので、麺類ではなくこちらにしました。パスタを食べると15AUD(≒1,194円)くらいすると思います。


ベトナムでは、家で作っても外で食べてもあまり変わらないお値段なので、外食している人も多いです。日本だとコンビニ弁当というチョイスもありますし、飲食代に関しては比較的安く済ませる事ができますよね!オーストラリアの場合は、外食するととにかく高いので、基本は自炊をしていました。また、街行く人たちはリンゴをかじりながら歩いている人も多かったです笑

家賃で比べてみました!

筆者がオーストラリア時代に住んでいたシェアハウスです。手前に写っている車は、筆者のオーストラリア時代のマイカーでございます。

こちらは、実際に筆者が暮らしていた部屋で比較致します。ベトナム、日本、オーストラリアで払っている家賃自体はそれほど変化は無いのですが、内容が大分違います。

オーストラリアでは、1人暮らし用のマンションがあまりなく、あってもとても高いのでワーキングホリデーの人達はほぼシェアハウスに住んでいました。筆者が住んでいたのはかなり郊外だったので、41,420円はかなり安い方です。中にはカウチシェアと言って、メルボルン中心部だけど自分の部屋は無くリビングのソファだけが自分のスペースで、私の家賃より多く払っている人もいました。
日本の場合は、1人暮らし用のアパートは沢山ありますが、敷金礼金プラス家具家電生活用品全部そろえないといけないのが辛いですよね。

ハノイの場合は、他の東南アジア諸国より若干家賃が高いようなのですが、それでも家具付き、水道代、インターネット代が込みの物件がほとんどなので、助かります。
筆者の家にはついていませんが、掃除洗濯付きの物件も多くあります。

月収で比べてみました!

こうやってみるとベトナムの平均給料は段違いに低いですね。
オーストラリアの場合、なんといっても魅力的なのが給料が週払い!!!日本の様に給料日前だから辛いという事がありません笑 毎週給料日が来ます!


いかがでしたか?3か国で大きく異なるものもあれば、同じような金額のものもあり、物価ってなかなか奥が深いですね。とりあえず比べて思ったことは、ベトナムに慣れてしまった今、オーストラリアに行ったら物価の高さに涙目になりそうです(笑)

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