さて、テト(旧正月)が終わったと思ったら、あっという間に「バレンタインデー」がやってきますね!
実は筆者、最近バレンタインデーの事でずっと頭を悩ませています。
これが、バレンタインデーにどうやって好きな人にチョコレートを渡すかで悩んでいるなら良いのですが(?)筆者の悩みは「ベトナム・ハノイにおけるバレンタインデー商戦とは如何なるものか!?」という事で悩んでいます。
2017年は如何に!?
それと言いますのも、ハノイに住んでいて実感するのがハノイの文化吸収浸透率の恐ろしい程の速さです。
筆者がハノイに来た4年前は「クリスマスって何?ハロウィンって美味しいの?」と言った程度の認識だったのが、2016年には既にガッツリと両イベントを楽しめるまでになっていました。
テト期間初詣の人達で大賑わいだった旧市街のお寺。
また、去年はゴーストタウン化していたテト期間の旧市街も今年は普段と変わらない(むしろそれ以上!?)の賑わいで、変化についていけていない・・まるで浦島太郎状態でした。「たった1年でこんなに成長するの!?」と驚きです。
そんなわけで、今年のバレンタインデーどこまで賑わうのか全く予測も出来ません!
ただ、1つだけ言えることは、どんなに成長しても
『男性から女性にお花やチョコレートをあげる日』であって、『女性から男性にチョコをあげる日』には絶対ならないという事ですね。
ベトナムにおいて、女性から男性にプレゼントを渡す日はありません!
あるのは、男性から女性にプレゼントを渡す日だけです!!!(キッパリ)
大事な事なのでもう一度言います!ベトナムにおいて、女性から男性にプレゼントを渡す日はありません!
何故男性はプレゼントを貰えないのか!?
女性ばかりが得している様に見えますが、ベトナムでは、日頃からせっせと働いているのは女性の方で男性は昼間から横になってビールを飲んだり将棋をして遊んだりしている人も多いので、ベトナム人曰くバレンタインデーや、女性の日以外は『男性の日』であり、「こういう日くらい女性に感謝の気持ちを伝えてよ。」という感じなのだそうです。
ただ、ベトナム人女性とお付き合いしている日本人男性からすると「せっせと働いているうえに、プレゼントをあげる日も沢山来る!」というなんとも言えない文化かもしれないですね(笑)
ただ、好きな人を想ってプレゼントを選ぶってとーーーっても楽しいですよね!!!
筆者が感じていた去年までのバレンタインデー
筆者が、ハノイに来た4年前のバレンタインデーにベトナム人の同僚みんなにチョコレートを渡したところ「なんでHalcaがチョコレートをくれるの??」とみんなの頭の上にはてなマークが出ていたのですが、去年くらいからバレンタインデーの花束と一緒にチョコレートが売られているのを見かけるようになり、バレンタインデー=チョコレートという図式が出来てきた感じがします。
とはいえ、ベトナムのバレンタインデーは日本のような「好きな人に勇気を出して思いを伝える日」というよりは、「恋人や奥様と過ごす日」という認識です。
なので、去年までのところ「義理チョコ」の存在はありませんでしたが、今年はどうなるかわからないですね。
日本のアニメがベトナムでもとっても人気があり、筆者はアニメから文化を取り入れる事も大いにあるのでは!?と感じているので、どうなるかほんとわかりません!
道端で売られている花を購入するベトナム人男性
バラの花と一緒にチョコレートが売られていました。
今年のバレンタインデーはどんな感じになるのか今から楽しみです!
レストランと花束は絶対!?
ベトナム人同士の場合、1輪のバラを贈ってカフェや公園でゆっくりと語り合うことが好まれていたようですが、富裕層や日本人男性には贅沢なディナーやプレゼントを望むベトナム人女性も増えてきたと聞きます。
果たして、今年のバレンタインデーは如何に!?
とりあえず、筆者は今年も同僚たちに不思議がられても義理チョコを配る予定です!
(ベトナム人は、入れ替わりが激しいので毎年メンバーチェンジしてしまうのです・・・。)
バレンタインデーフェア※追記※
立ち寄った韓国系のパン屋さんにて『バレンタインスウィートゾーン』なるスペースが出来ていました!
女性から男性に渡す方が合っている商品の気がします。
「そういえば、日本だとこの時期コンビニとかに特設コーナーがあったなー」と久しぶりにバレンタインデー商戦の雰囲気を味わいました!
これは、今年のバレンタインデー女性から男性へこのお菓子を渡すこともあるのかもしれません!?一体どうなるのかやっぱりベトナムの文化取入れ速度には目が離せません!