「アオリの神隠し」ハノイ店
外観
こちらが、店舗の外観です。日本のお店や韓国のお店と似たデザインとなっているようです。早めに行かないと売り切れる! と聞いていたので、オープン時間である11時に行ったのに既にこの行列。それもほぼベトナム人女性!店内も座って待っている人が多数。
店舗1階レジ&待ち合いスペース
店内に入っても待ち合いスペースは続きます。外観に比べて店内は縦に長く、待ち合いスペースが、かなり贅沢な広さです。ハノイでは、席に座ったままお会計することも多いのですが、こちらの店舗では入り口近くのレジで精算するシステムになっています。こちらがレジです。壁にはスンリ氏のサイン入りTシャツが飾られています。その他にも可愛らしい絵柄のポスターが貼られています。ベトナム人女子が好きそうなアニメテイストのポスターです。可愛い!店内は、2階席もあります。
1階席
1階席は、なんと完全個人スペースになっています! ハノイでこの形のお店は初めてです。
ただ、ハノイの人達は基本的に団体行動が多いので、これで良いのかな?と思ったのですが、これはこれで受け入れられる様でした。
(1人で食べることというよりは、今までに無かった形態のテーブルなので、セルフィを撮るのにウケているという印象でしたが…。)完全なる個人スペースです。上には荷物入れ&ティッシュも完備。こんなに利便性のある荷物置き場が設置されているお店は、ハノイで初めてみました。
ちなみに2階席は、団体で座れる個室になっているようです。
※写真は、ポスターにサインをするスンリ氏。
メニュー
ラーメンメニューはかなりシンプルで、「アオリ ラーメン lite」と「アオリ ラーメン」の2種類です。そのほかにサイドメニューが少しあります。日本のお店もほぼ同じメニューの様です。
注文方法
注文方法は、システム化されており、壁に注文方法が貼られています。テーブルにラーメンの「注文書」があり、自分好みにアレンジしてオーダーが出来ます。このシステムは、韓国店も日本店も同じ様です。韓国語、英語、ベトナム語の注文書が用意されていますが、日本語は無かったです。
ニンニクの量、ネギの切り方、辛さ、トッピングが選べます。(麺の硬さを選ぶ項目はなかったです。)
ベースのスープが辛めという情報を事前に得ていたので、辛さが苦手な筆者は「基本」のアオリラーメンをオーダーしてみました。注文書の記入が終わったら、ベルを鳴らして店員さんを呼びます。
アオリラーメン
ラーメンが運ばれてくると暖簾がおろされ、完全にラーメンと向き合うことができます。ちなみにお水も有料です。Lavie Premium 22,000VND(≒103円2018年03月現在)アオリラーメン 150,000VND(≒704円2018年03月現在)麺は、細麺です。
味の感想
味付け的にはベトナム人向けにしているからか、豚骨ですが薄味で、麵も柔らかめでした。
日本人が標準的なラーメンを食べたい場合は、日系のお店に行った方が良いかもしれません。
ただ、筆者は辛い物が苦手なのに対し、こちらのラーメンは辛さが一番の売りなのかな? という感じですので、辛さをトッピングすると本来の良さが出てくるのかもしれません。
いかがでしたでしょうか?
ハノイは最近さまざまなタイプのラーメン屋さんが進出してきており、自分好みのラーメン屋さんを見つけられるようになってきたなと思います。
お店情報
住所:26B Lý Thái Tổ, Hoàn Kiếm
電話番号:024 3823 8120
営業時間:11:00 – 14:00 | 18:00 – 21:30
Homepage(日本):http://aorino.com/
Facebook:https://www.facebook.com/aoriramenvietnam/
Instagram:https://www.instagram.com/aoriramen.vietnam/
おまけ・途切れない行列
筆者が、食べ終わり帰る時もまだまだ凄い行列でした。外まで凄い人! ベトナム人がこんなに列を作って飲食店に入るのを見たのは初めてです。ちなみに別日に訪れた時は、営業時間内だというのに、すでにラーメンが売り切れてしまっていました。それでもお店の外で写真を撮る若いベトナム人女性たちの姿がチラホラ。
味は、ハノイにある他のラーメン屋さんと比べて、めちゃくちゃ秀でているかと言われるとそうでも無いですし、お値段的にも130,000VNDと150,000VNDとベトナム人にとっては、決して安くない金額にも関わらずこの行列。
「ベトナム人に安く日本食を食べてもらいたい!」と無理して値下げした結果、日本人にもベトナム人にもどっち付かずになってしまう店舗もハノイにはあったりするのですが、無理して値段を下げなくてもマーケティングの仕方1つでこんなにもベトナム人が集まり、待ってでも食べてみたくなるのだなぁーと思うと集客方法について考えさせられる1日でした。(注:店舗経営はしていません。)