東京インターナショナルクリニックハノイ 會田先生インタビューHanoi生活編

本日は、前回に引き続き「東京インターナショナルクリニックハノイ」院長の會田先生インタビューをお届けいたします。
前回は、クリニックについてや、毎月開催されているイベント『MED×TALK(メドトーク)』についてお伺いしましたが、今回はプライベートなお話を色々と聞いていきたいと思います。
前回読んでいない方は↓からどうぞ。

東京インターナショナルクリニックハノイ 會田先生インタビューMED×TALK編

會田 悦久先生インタビュー

Halca
會田先生の楽しんでいることや、趣味はなんですか?
會田先生
そうですね、趣味かどうかっていわれると疑問なんですけど、毎日とにかくやっていることは運動をかかさずしてるっていうことです。

僕の家の隣の建物がジムなので、月・水・金は朝6時ぐらいからそこに行って、仕事は、8時からなので、それに間に合うように終わらせてっていうことで、朝に1時間ぐらいはジムで筋トレをして、ジムに行かない日火・木・土の朝は10km走るという生活をしています。

朝だけにとどまらず帰った後もジムに行ったりもしていて、合計週に50kmぐらいは走っています。

筋トレは朝やった日に夜やるっていうのはないんですけど、週に1回グループトレーニングみたいなのがあって、そこでまた筋トレみたいなのをみんなでやるっていう凄い人気のコースが通っているジムにはあって、毎回人が入りきらないぐらいになるので、そこで「一番重いおもりを上げてやる」みたいな感じでやったりしています。

ジムには、週合計で10時間ぐらいは出入りしていますね。ただ趣味なのかどうかっていうと鍛えること自体は趣味ではなくむしろやらないと落ち着かないような、そういった感じです。

Halca
凄いですね。
私も一応ジムには通っているのですが、行ったり行かなかったりなので、見習いたいです。
その他に何かありますか?
會田先生
あとは、旅行ですかね。私が高校生だった頃に電波少年という番組で、猿岩石というお笑いコンビが、ユーラシアを横断したんですけど、たまたまそういうのを観ていたのもあって興味を持ち始めました。

もともと、小さい頃は、旅行好きというわけではなかったんですけど、ちょうど番組を観ていたのが、高校生ぐらいだったので「大学生になったら旅行したいなー」と考えるようになりました。

大学生の間にロンドンからインドのデリーまで陸路で移動したりとか、その頃にベトナムへ来たことがありましたし、大学生時代には近場から遠くまで色々と行きました。

医者になったあとは、あんまり時間が取れなくなってしまったんですけど、時間が作れるときには、率先して海外旅行に行っていました。

海外旅行は、とくに東南アジアが好きで、その背景があって結果的に今ハノイで働いているというところがありますね。

Halca
なるほど! 會田先生も東南アジアに魅了されたんですね。
會田先生
そうですね。
こっちに来てからですけど、バイクに乗るのが面白くて、すごい渋滞してイライラすることもありますけど、なんとも言えない一体感というか、このムーブメントというか、「なんでこの人たちぶつからないんだろう」とか、なんかその面白さっていうか。

日本にいる時は、バイクに乗っていなかったんですけど、そもそも日本自体そんなにバイクも走っていないというのもあるんですけど、車じゃ味わえないような、なんかこう、流れるような美しさっていうのも変なんですけど、見てると誰かが誰かのバイクを盾にして一緒に信号無視して行くとか、そういうのが結構好きで、ハノイに来てから自分で乗るまで5ヶ月ぐらいかかったんですけど、自分の中ではバイク乗ってからやっぱり世界がだいぶ変わった感じがしますね。

ベトナムの面白さがもっと、なんというかより地元に根付いた感じがあって、そうするとすごくバイクに乗るのが楽しくて、ニンビンだったり近場にはバイクでちょっと行っちゃったりするようにはなりましたね。
バイクに乗るのがベトナム来てから覚えた趣味ですね。

Halca
良いですね。
會田先生
あとは、日本にいるときって医療関係者同士で集まることが多くて、なんか友達と遊ぶっていうのがあまりなくて、私は、もともと神奈川県出身なので、それが青森の大学に行って、そのまま青森で勤めてとなったので、高校時代までの友達は青森にはいないですし、そうなると必然的に付き合いがあるのは、医者になった後の医者友達が主だったんで、会話内容も自ずとそういうものになっちゃっていたんですよ。

ただ、ハノイに来ると、同年代の集まりとかもあって、それに参加することで医者じゃない友達がたくさんできて、そっちの方が面白かったりするので、そういった意味で友達づきあいとかハノイに来て日本よりも充実して面白いって感じはしますね。

Halca
私もハノイに来てから、日本以上に友達の輪が広がった気がします。
続いて、ベトナム生活でここが楽しいとかここが苦労しているみたいなことはありますか?
會田先生
乳製品の飲み物とかの種類が充実していないのが辛いです。
日本だとスーパーに行くと色々な種類があるんですけど、ベトナムでは、ヨーグルトばっかりだったりとか全部甘いとか、牛乳も新鮮なものが選べないとか、チーズが高いとか「乳製品が充実してないなぁー」と思います。

あとは、日本時代よりも自炊する率が減りましたね。
外が安いから料理すると損する気になったりとかして、食生活の悪い点でもあり、良い点でもあるかもしれないんですけど、あんまり自炊をしたくなるような環境ではなく、外で食ったら美味しくないわけでもないので、外食ですませてしまうことが多いですね。

欲を言えば、もっと気軽に一人で行けるベトナムローカルのお店が、もっと見つかればいいんですけど、ベトナムの人たちって結構群れて行動するのが好きだから、あまり一人で行くようが無いような気がしていて、ただ日本人の世界だと一人で行くのが結構普通なので、一人で行けるお店があったら教えてほしいです。

Halca
確かにメニューも一皿が、数人で食べる量に設定されているお店も多いですもんね。
その他には何かありますか?
會田先生
あとは、時間通りで動くような公共機関があったりですとか、地下鉄などがあればもっと便利だとは思うんですけど、もう諦めちゃってるところもありますし、もっと道が空いていたらいいなぁとか思いますけど、自分も交通渋滞を引き起こしているバイクに乗っている身なので、あんまりその辺の文句は言えないので(笑)
いろいろなことをふまえると、そんなに困ってはいないです。
Halca
それなら良かったです!
次にベトナム人スタッフとうまくいかないっていうことはないですか?
會田先生
それはありますね。
ここのスタッフは一応全員日本語が話せるんですけど、どうしても細かいところって伝えきれていないところがあって、患者さんの予約だったりとか、すごく大事なところが抜け落ちたりしてることがあるので、そのときはちょっと困るなぁと思います。

あとは、考え方の違いとかもあるんですけど、ただ、私の性格的なものや、ハノイに2年間住んでいるのもあって、大体のことは受け入れています。

自分もいい加減なところとかもあって、どちらかというとベトナム人気質だったりするので、あんまり「あのベトナム人め!(怒)」とかいう感じでは全くないですね。それがあって多分ベトナムの居心地が良いなと感じているのだと思います。

Halca
そうなんですね! では、なにか工夫をされているというよりは自分の性格にあっているという感じですか?
會田先生
メンバーとは、コミュニケーションを積極的にとるようにはしています。

なので、コミュニケーション不足による誤解は、生まれないようにはしているんですけど、私が着任する前の先生は、なんでも一人でやれる方で、むしろ全部のことは自分でやらないと気が済まないということで、ほとんど全ての業務を担っていた様です。

ただ私は、それだとメンバーの成長には繋がらないなと思い「みんなで一緒にやろうよ」っていうことで、例えば採血検査結果とかを打ち込むのって誰でもできることなので、そういったものを手分けしたりとかっていうのを最初はじめて、みんなも色々なことをやるのに興味を持ってくれて、いままでと比べると仕事は増えたはずなんですけど文句言わずにやってくれてはいますね。

Halca
じゃあ合っているんですね。
會田先生
合っていると思いたいですね(笑)
Halca
ありがとうございます。
今後クリニックに訪れる方に東京インターナショナルクリニックハノイの特徴を教えていただけませんか?
會田先生
もともと日本では、救急部にいたこともあり、性格的にもせっかちで、素早く色々やりたいっていうのがあるので、ハノイ滞在中にちょっとヤバそうだなっていう、例えば、手が動かないとか脳梗塞の気配があるとか、そういったときとかは来てもらえればすぐに診断することはできると思います。

そのへんが患者さん自身ではハッキリ判断できないこともあるとは思うんですけど、当クリニックでは、CTやMRIがすぐ撮れて診断スピードも早いので、どこの病院に行くか迷うことがあれば「東京インターナショナルクリニックは、そういうのが得意だろうから、まぁ遠いかもしれないけど行こうかな!」とか思ってもらえたら嬉しいです。

あとは、当院には、無料送迎があるので、そちらも利用してもらえたら来院するハードルが下がるかなとは思いますね。

Halca
最後にクリニックの今後の目標などあれば教えてください。
會田先生
今後は、ベトナム人も受け入れて行くような方針を上の方が打ち立てています。

他の日系クリニックではやっていないようなベトナム人の保険が使えるようにしたり、ベトナム人の日本への送り出し健康診断だけではなくて、金額設定は多分ほかのローカルよりは高いんですけど、そういうのを通り越してうまく貢献できたらいいなと考えています。

日系クリニックだからと言って、日本人社会だけではなくて、せっかくベトナムにいるので、ベトナム人の患者さんにも「あそこのクリニックええやん」って言ってもらえるようになれたら良いですね。

Halca
ありがとうございました!

2019年01月16日(水)MED×Talk登壇決定!

な、な、なんと! 来年01月16日に開催されるMED×Talkにて、わたくしHalcaが、講演を行います!
詳しくは、Facebookページ「ハノイMEDxTalkライフプロジェクト」を要チェックです。
お楽しみに!!

病院情報

東京インターナショナルクリニックハノイ
総合内科:小児科 メンタルヘルス科 循環器科 整形外科 泌尿器科 婦人科 消化器科
診療時間:月曜日~土曜日 08:00~17:00(12:00~14:00の間、昼食休憩のため、医師不在のことがありますので、事前のご予約をお勧めします。)
休診日: 日曜日、ベトナムの祝日
無料送迎サービス:専用車で送迎します。
対応言語 : 日・英・越
日系海外保険旅行保険(キャッシュレスサービス)取扱い
住所:10F, Hanoi Tourist Building,19 Lý Thường Kiệt, Phan Chu Trinh, Hoàn Kiếm, Hà Nội
電話番号:024 3661 1919
Homepagehttp://tokyo-clinic.tokyo/ja/
Facebookhttps://facebook.com/TokyoInternationalClinic.Hanoi/

(Special thanks!:Metくん



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ABOUTこの記事をかいた人

宮城県仙台市出身。2013年6月からベトナム・ハノイ在住。 ベトナム在住そして、独身女性だからこそ書ける記事を提供できるよう日々奔走中。自称ハノイ美容マニア。趣味である各国の「民族衣装」撮影時にベストなコンディションで臨めるよう、日々新しい美容方法を試している。 本人はしっかりしているつもりなのに、度々変な事に巻き込まれる。地元の後輩からは『生きるコントby大宮エリー』と言われている。