才能をつなぐ企業『PIXTA VIETNAM』小張亮さんインタビュー

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今回は、「才能をつなぐ」ことを軸にサービスを展開する企業、ピクスタ株式会社初の海外システム開発拠点「PIXTA VIETNAM」の General Director 小張亮さんのインタビューをお届けいたします。
インタビューをお届けする前にまずは、ピクスタ株式会社、PIXTA VIETNAM、そして小張さんのご紹介です。

ピクスタ株式会社について

当社は、「才能をつなぎ、世界をポジティブにする」ことを企業理念として掲げ、インターネットを最大限活用し、価値を生む人とそれを活かす人を最大多数結びつけ、多様性に富む活気ある社会の実現に貢献していくことを目指しております。
その理念のもと、インターネット上で写真・イラスト・動画等のデジタル素材の仕入から販売までを行うオンラインマーケットプレイス「PIXTA(ピクスタ)」の運営を主たる事業とし、アジアNo.1のクリエイティブ・プラットフォームとなることを目指して事業展開をしております。

デジタル素材のオンラインマーケットプレイス「PIXTA」について
当社が運営する「PIXTA」は、インターネット上でクリエイターから集めた写真・イラスト・動画等のデジタル素材を、素材を必要とする法人・個人向けに販売するサービスです。

引用:https://pixta.co.jp/

PIXTA VIETNAMについて

2016年5月ピクスタ初の海外システム開発拠点として設立

PIXTA VIETNAM 業務内容

PIXTA事業の国内外拠点に向け3つのサービスを提供

  • システム開発業務
    PIXTAシステムの一部を開発・運用
  • コンテンツ審査業務
    アップロードされたコンテンツのチェック
  • ポストプロダクション業務
    自社制作コンテンツのレタッチ

PIXTA VIETNAM システム開発 担当領域

  • 海外顧客・クリエイター向け機能の一部
  • 画像データ処理
  • 社内ツール
  • 検索システム
  • 機械学習等を用いる実験的な開発など

PIXTA VIETNAM General Director 小張亮さん

ピクスタにエンジニアとして入社。
開発部長などを務め、現在はベトナム法人PIXTA VIETNAMの代表。


お待たせいたしました。ここからは、小張さんへのインタビューをお届けいたします。


ピクスタとの出会いを教えて下さい。

ピクスタとの最初の出会いは、2005年です。たまたまなのですが、ピクスタ創業の年に代表の古俣と出会ったのが始まりでした。

2005年ピクスタの創業者である古俣は、私のインターン先に間借りをして、1人で会社を設立しました。古俣の席がたまたま私の目の前の席となり、それが私と古俣との初めての出会いでした。

古俣からは何度かピクスタに誘われ、ピクスタの原形と言うか、ピクスタの事業を色々と説明してもらったのですが、その当時の私は「アマチュアの写真が本当に売れるのだろうか」と思っていて、今でこそ魅力的な雰囲気を出している古俣ですが、当時はあまり感情を表に出す方では無かったので、古俣の思い描くビジョンや秘めた情熱に気付く事が出来ず、3回ぐらいお断りしました。

しかし2年後の2007年、古俣と偶然の再会を果たし、古俣の「埋もれた才能をインターネットによって世の中に送り出したい」という強い想いに触れ、その他色々なタイミングが重なり、ピクスタに入社することを決めました。
そして、現在10年目となりPIXTA VIETNAMの代表を任せて頂いています。

小張さんの考えるピクスタの魅力を教えて下さい。

ピクスタの最大の魅力はメンバーに対する裁量の大きさです。どんな立場の社員にも大きな裁量を持たせてくれるオープンでフラットな環境、トップダウンで役割を決めて「それやってね!」ではなく、ある程度の大きなゴール感だけ示して後は、任せようというスタンスが多いです。その為、良かれと思ったことを自分で考えて行う事でチャンスを得ることが出来ます。「誰が言ったかよりも何を言ったか」が重視され、きちんと筋が通っていればどんなことでもやれるので、色んな人に色んな挑戦ができるチャンスがあります。

意思表示をすることで色々な事に挑戦できる分、指示が出るのを待っている人だとやりづらいかもしれませんが、自ら課題を見つけて解決していこうと言う意識を持ってる人にはすごく良い、働きやすい環境ではないかと思います。

ベトナムに進出された経緯を教えて下さい。

私は2015年、ちょうど古俣と出逢って10年目の年にベトナムに来ました。
なぜベトナム進出したかというと2015年当時、日本でエンジニアの採用が上手くいっていなくて、それと海外進出を加速していたタイミングだったので、海外に開発拠点を置くことがすごく意味があることだなと考えるようになったからです。

ベトナムを選んだのは、色々な海外のオフショア開発を見た時にベトナムでのオフショア開発が日本のIT企業の中でとても注目を集めていて、まずは視察に行ってみようということで当社の役員とベトナムを訪れたのが始まりでした。

色々と見た中でハノイにあるラボ開発ができる会社Framgia(フランジア)さんで、最初トライアルという形で開発をしてみるのが一番やりやすいかと思ったのと、その会社に優秀なエンジニアがいて、サポートもしっかりしていたのでそこに決めました。

もともとベトナムに会社を作ろうという計画はあったので、トライアルとして半年間やってみて、ベトナムでの開発がピクスタの求める形とマッチしていると言うか、しっかり機能している事がわかったので、「これだったら会社が作れるね」ということになり、昨年の5月に会社を作りました。

ベトナムの方はシステム開発に適しているんですね!

そうですね。ベトナムは国としてITにとても力を入れていて、日本だと理系のトップがWEBのエンジニアになるということはほとんどないのですが、ベトナムではそれが普通で一番憧れの職業なので、非常に優秀な人材が採用しやすいです。

ベトナム人の性格は、とても勤勉で真面目に働きますし、日本人との仕事の進め方も非常にマッチしていると思います。欧米の価値観より日本的な価値観に近いかもしれません。ただ、ベトナムでも北と南で違っていて南のホーチミンなどでは欧米の価値観の方が強いようです。

現在スタッフは何名いらっしゃるのですか?

2017年11月現在約40名のスタッフが働いています。
主な内訳は、システム開発業務、コンテンツ審査業務、ポストプロダクション業務のスタッフで、今後も人数を増やす予定です。

画像引用:https://www.facebook.com/pixtaVN/

コンテンツ審査業務、ポストプロダクション業務とは具体的にどんなことですか?

コンテンツ審査業務は、PIXTAにアップロードされてくる写真・イラスト・動画、1枚1枚に目を通して、品質チェックを行う部署で、日本とベトナム両方に審査チームがあります。審査の内容は販売するのに適切な作品かどうか、その他色々な事を確認しています。

ポストプロダクション業務は、ピクスタの中に自社のコンテンツ制作チームとして写真撮影を行うチームがあり、撮影した作品のレタッチを日本とベトナムで行っています。

ベトナム人エンジニアと働いてみて実際どうですか?

先にも少し述べましたが、エンジニアの採用の所では、ベトナムの国自体がWEBに非常に力を入れているので、理系のトップ層がエンジニアに就くことも多く、コンピューター科学の基礎がしっかりしている非常に優秀なエンジニアが採りやすいと感じています。

一方で、ベトナム人と日本人のカルチャーの違いが仕事に現れてくる事もあります。これは、エンジニアに限ったことではないですが、カルチャーの違いにお互い理解を持って進めないと上手くいかないなと思っています。

あとは、ベトナムの IT業界が全体的に、アウトソーシングと言うか日本や海外のお客様から「こういうシステムを作って下さい」と言うのに対応する会社がまだまだ多いですし、そういうところにいるエンジニアがすごく多いので、「お客様の要件をただ実装するだけやればOK!」という様なマインドになってしまっているエンジニアも多いです。

ピクスタは自社サービス、自社でプロダクトを持って運営している会社なので、エンジニアにもユーザー目線でどういう機能がユーザーに刺さるのか、効果が出るのかを考えて実装していく、更に本番環境にリリースしていって、ユーザーからフィードバックをもらってそれをさらに改善していくという一連の流れを経験していってほしいと考えています。それが、自社サービスの会社でエンジニアとしてやる一番のベネフィットかなと思っているので、ベトナムのエンジニアにも「オフショアだから・・・」などと思わず、日本と同じようなところを求めたいですし、やってもらいたいなと思っています。なのでプロダクトに対する オーナーシップを持ちながら、開発をしてもらいたいなといつも思っています。
いつかピクスタを辞めたとして、自分でサービスをやろうかという風に思ってくれるエンジニアを増やせるといいなという思いで一緒に働いています。

画像引用:https://www.facebook.com/pixtaVN/

ベトナムのトップとして働いていて一番苦労された事は何ですか?

苦労するところは2つあります。
1つはベトナム人には、日本人とは違うカルチャーがあるので、日本人のマネジメント経験で活きるところと活きないところがある事です。今も日々試行錯誤しながらやっています。

もう1つは日本の本社とのコミュニケーションです。リモートで作業していて、距離があるのでコミュニケーションミスが発生する事があり、いかに仕組みや意識を変えていくか、そこはまだチャレンジしているところです。

今後の展望を教えて下さい。

ここ1、2年に関してはPIXTAのプラットフォームの開発を支えられるようにプロダクトにオーナーシップを持ち、かつ技術力を持ったエンジニアに育成をしていきたいと考えています。あとは、人数が大分増えてきたので、品質コントロールや、 マネジメント体制もしっかり強化していって、スケールしていきたいと思っています。

弊社には研究開発部門というところもあるのですが、例えば機械学習や、時間が掛かる実験など、不確実性の高いエンジニアリングも、もっとベトナムのチームを育てていって、色々な取り組みにチャレンジしたいなと思っています。

最後に言いたい事があればどうぞ!

ベトナムで働きたい日本人のエンジニア、ディレクター、デザイナー、募集中ですので、興味のある方はご連絡お待ちしております。


小張さん、多忙な中、インタビューの為にお時間を割いて頂き、ありがとうございました!
上記記事を読んでPIXTA VIETNAMに興味を持たれた方は、是非下記よりお問い合わせ下さい。

お問い合わせフォーム

PIXTA VIETNAM Co., Ltd.(ピクスタベトナム)
Facebook:https://www.facebook.com/pixtaVN/
Homepage:https://www.pixtastock.com/
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ABOUTこの記事をかいた人

Halca@Earth

宮城県仙台市出身。ベトナム・ハノイ在住歴5年目。 ベトナム在住そして、独身女性だからこそ書ける記事を提供できるよう日々奔走中。自称ハノイ美容マニア。趣味である各国の「民族衣装」撮影時にベストなコンディションで臨めるよう、日々新しい美容方法を試している。 本人はしっかりしているつもりなのに、度々変な事に巻き込まれる。地元の後輩からは『生きるコントby大宮エリー』と言われている。