ベトナム・ハノイの修理屋にバイクを売って、中古バイクを買ってみた

売ってみたシリーズ第3段!
第1弾:ベトナム・ハノイ個人売買サイトを利用して自転車を売ってみた
第2弾:Facebookのハノイ売買グループでパソコンを売ってみた
今回は、バイクを買い換えてみました。
・・・という話なんですが、その前にどうして買い換えるに至ったかの流れもご紹介します。

買い換えるか悩む!

上手くは、言えないのですがなんだか調子が悪くなり、このまま壊れる前に買い換えたいなと思いつつ下記の理由から先延ばしにしていました。

①ベトナム縦断してきたバイク!

筆者が乗っていたバイクは、友人『ぬまっち』がホーチミンから旅をしてきたバイクでして、なんだか適当に売ったり処分するのは申し訳ないなと思っていました。
※詳細は書くと長いので、ぬまっちのブログのリンクを貼っておきます。詳しく知りたい方は下記をご覧ください。

マイバイク ←ぬまっちがバイクを買った時の話。
ベトナム縦断2000kmスタート♪ ←旅スタート
リスペクトどうでしょう ←ハノイからホーチミンの旅終了!
自ら組んだ地獄のツアーの内容 ←筆者とぬまっちとの出会い
本当の意味でのベトナム縦断完結 ←筆者がぬまっちからバイクを譲り受けた時の話。

motorbikePhoto by ぬまっち

譲り受けた当初は、泥よけやカゴは無く、かなりスリムなバイクでした。よくこの状態で、ホーチミンからハノイまで来たものだと感心します。

バイク1売る直前のバイク

売る直前は、こんな感じにカスタマイズしていました。

②いつまでハノイにいるかわからない!

筆者がこの先もハノイに居続けるのであれば、奮発して新車に買い換えても良いのですが、あとどれくらいいるか決めかねているので、買い換えに悩みました。

③バイクへの買い換えか電動自転車に乗り換えるか

買い換えるとして、またバイクに乗るか電動自転車に切り替えるか、電動自転車の方が安いのですが、充電が必要だったり、下手なものを選ぶと壊れやすかったり、どうするか悩みました。

自分にミッションを課す

悩んでいるうちにバイクはますます調子が悪くなり、でも修理に出すとある程度直るというなんとも決断しづらい状況になり、ズルズルと悩んでしまったので、自分にミッションを課すことにしました。

ミッションは、売るのが面倒くさくて放置していたパソコン&自転車を売ること!!
それが、売ってみました第1弾と第2弾というわけです。

5月12日(木)ミッションクリア!

ご存知の通り、パソコン&自転車は無事売れたので、最後はバイクを売ってコンプリートです。

第1弾:ベトナム・ハノイ個人売買サイトを利用して自転車を売ってみた
第2弾:Facebookのハノイ売買グループでパソコンを売ってみた

5月13日(金)まさかのオイル漏れ・・・。

早速、前回同様Facebook交流ページに投稿して売ろうと思ったら・・・今度はオイル漏れをしてしまいました。
いつも行く修理屋さんにオイル漏れを直してもらい、Facebookページ投稿用に洗車もしてもらいました。
すると、修理屋さんが何やら紙に文章を書き出し、それをメモとして渡してくれました。
こちらの修理屋さん、ベトナム語しか話せないので、筆者が何か頼む時は同僚に修理内容をメモに書いてもらってそれを見せるか、Google翻訳とジェスチャーで会話をしています。
メモを貰った日は金曜日の仕事終わりだったため、月曜日に同僚に読んでもらうことにしました。

同日Facebookへ投稿!

無事オイル漏れも直ったので、希望価格より高めに設定して、投稿しました。
なぜ高めに設定するかは、Facebookのハノイ売買グループでパソコンを売ってみたをご覧ください。
honda

https://www.facebook.com/

早速問い合わせが来る

今回は、ベトナム人男性6名ほど、アメリカ人男性1名から投稿した初日に問い合わせが来ました。
・・・がいつも通り(?)ベトナム人男性たちとは途中で音信不通。アメリカ人男性クリスが月曜日に見に来ることになりました。

5月16日(月)朝・メモの正体は?

月曜日会社に出社し、いつも私の面倒係かかりを担当している(させている?)Jにメモを翻訳してもらいました。
なんと、それは「君のバイクは古いし故障も多いから、別の中古車を売ってあげるよ!」という内容でした!

 

 

渡りに船!!!

メモに書いてある値段は、700万VND(≒34,000円2016年05月現在)
筆者が自転車とパソコンを売って得た利益は、550万VND!バイクが売れれば黒字(?)です。

というわけで早速、仕事終わりにJとバイクを見に行きました。
すると、メモに書いてあった金額より50万VND(≒2,500円2016年05月現在)まけてくれる。1年間の修理保証をつける。更にはバイクを200万VND(≒10,000円2016年05月現在)で買い取ってくれる!というオファーを頂きました。
中古店などに持って行くと二束三文にしかならないと聞いていたので200万VNDなら良いなと思いました。
別の同僚たちからは、「騙されているかもしれないよ。」とか、「大丈夫?」と心配されたのですが、筆者のスキルでは何処で買っても騙される時は騙されるので、だったらいつもお世話になっている修理屋のお兄さんを信じて買うのが良いかな!!

・・・と思ったのですが、クリスと約束をしていたので、一旦保留としました。

修理屋のお兄さんとは、直接会話は出来ませんが、私がぬまっちからバイクを譲り受けてから泥よけカバーやカゴを付けてもらったり、何かあるといつも行っているお店で、時には無料で修理してくれる事もありました。
いつも汗をかきながら、真剣に修理してくれて、終わるとニコッと笑ってくれて、ベトナム人の同僚と衝突して「ベトナム人なんてもう大っ嫌い!!」となっている時に、「優しい人もいるよね」と心を穏やかにしてくれる人でもありました。
実は、電動自転車への買い替えを躊躇していた理由の1つは、もうこのお兄さんに修理してもらうことも無くなるんだな、という寂しい気持ちもあったからだったりします(笑)

5月16日(月)夕方・クリスと会う

クリスは、30代半ばの男性で、ベトナムでは英語教師をしているとの事でした。当日は、20代前半の若い西洋人の男性と一緒に来ました。

どう見てもプロ!?

クリスは、副業としてバックパッカーにレンタルバイクを貸す仕事か何かをしているんじゃないかな?と思うほど、チェックの仕方がプロでした。
更に一緒に連れてきた若い男性に見方のポイントやコツなどを指導していました。
筆者の勘ですが、新人君を連れてハノイ市内でバイクを売っている人のところを周り、バイクの見方を教えつつ良いバイクだったら購入するというのをしているのではないかな?という感じでした。

初めて自分のバイクの状態を知る

今までは、乗っている感覚や壊れた箇所だけ直し、修理のお兄さんとは会話が出来なかったので、バイクの状態がほんとうのところどうなのかわかっていませんでした。
クリスが、新人君に英語で教えているのを一緒に聞いていて、思っていた以上に不具合がある事を知りました。

交渉・・・・不成立!!!

クリスが一通りバイクを見て、その後テスト走行をしてみた結果、値引き交渉もなく「ごめんね、パスするよ!」と言って断られました。
「売りたいのはわかるけど・・・厳しいかもよ」という忠告を受けて、他からの問い合わせを蹴って修理屋さんに買い取ってもらうことを決心しました。

Facebookでは投稿を見た人達から、買いたい!というオファーは来ていたので、もしかしたらもう少し高値で売れたかもしれませんが、バイクに詳しくない人が買って直ぐに動かなくなってしまったり、何かトラブルになったら大変なので、スパっと諦めました!

5月19日(木)遂にバイク買い替え!

修理屋さんで買い換える事を決意したのですが、一緒に行くと言っていたJに5月17日(火)、18日(水)の2日連続ドタキャンされてしまい、この日となりました。
ただ、その間にもバイクを購入する際は、登録証明書にあたる『ブルーカード』をチェックする事の重要性を学んだり、バイクの注目ポイントを学んだり出来たのと、ちょっと冷静になる時間があったので、結果的に良かったかなと思います。そして、当日しっかりバイクとブルーカードをチェックした後、無事バイク購入を決めました!
ブルーカード

ブルーカード

ブルーカードは、その名の通り青くてはがきサイズの半分くらいの大きさのカードです。

念のために一筆もらう

効力は多分無いだろうとは思いつつ、一応修理屋のお兄さんに「私が売りました」という内容の一筆を頂きました。
Jは、「意味ないよー!」と笑っていたのですが、お兄さんは真面目に長文で一筆をくれました。
やっぱりこのお兄さんなら、安心だな!と思いました。

購入したバイクのお値段は?

さて、最終的に購入したバイクのお値段は、650万VND(≒32,000円2016年05月現在)から、古いバイクを200万VND(≒10,000円2016年05月現在)買い取ってもらって450万VND(≒22,000円2016年05月現在)で購入しました!

もしかしたら、中古店やCau Giayにある中古バイク市場などに行けばもっと安くて良い物が手に入ったかもしれませんが、逆に400USD位出しても即壊れてしまったという話も耳にするので、お値段、内容に満足しております。


修理屋さんのお兄さん、会話は成り立ちませんが、いつも親切にしてくれるので、私も出来る限り笑顔でフレンドリーにしていました。今回のオファーで改めて日本人であれ、ベトナム人であれ、きちんと感謝の気持ちや笑顔を伝えると相手にも伝わって良いことがあるな!と嬉しくなりました。これからも人に優しく生きていきたいと思います!

あっ、もし直ぐ壊れちゃったら、それはそれでネタにします(笑)

・・・壊れませんように!!!



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ABOUTこの記事をかいた人

宮城県仙台市出身。2013年6月からベトナム・ハノイ在住。 ベトナム在住そして、独身女性だからこそ書ける記事を提供できるよう日々奔走中。自称ハノイ美容マニア。趣味である各国の「民族衣装」撮影時にベストなコンディションで臨めるよう、日々新しい美容方法を試している。 本人はしっかりしているつもりなのに、度々変な事に巻き込まれる。地元の後輩からは『生きるコントby大宮エリー』と言われている。