今回は、自ら「僕にもインタビューして下さい~。」と志願(?)していただき、PIXTA VIETNAMに1年間駐在員として出向していた20代という若きエンジニア伊藤裕希さんにハノイでの仕事について色々と聞いてみました!
伊藤さんインタビュー
2013年の4月、新卒でシステムインテグレーター(SI)に入社して2年ぐらい働きました。
「お客様のモノをつくる…、お客様と話しながらお客様のサービスを作っていく」っていう感じだったんですけど、もともと自分たちで作ったサービスを運営しているところで働きたいという思いがあったので、2年ぐらい経ったあとに転職しました。
それが2015年の8月とか、そこからピクスタで働いています。
そのあと10月に1ヶ月くらい長期の出張に来て、そこで7月に移行したプロジェクトをもうすこし引き継ぎすることになりました。
更に小張(PIXTA VIETNAM代表)と現状のベトナムの問題や今後の方向性とか、継続的な開発ができるプロダクトチームを作っていくという話をしながら、来年からサポートに取り組んでほしいということをお願いされました。
日本よりベトナムのほうが自由に裁量が与えられるので、いろんなことにトライできるということもあり、駐在を決めました。
小張からは「来てほしい」と言われていましたが、うちの会社は、「行け!」と言われる感じではなくて、本人の意思を一番に尊重してくれるので、最終的には自分で判断してきました。
一緒に食事をとる小張さん(写真左)と伊藤さん(写真右)。
現在ベトナムではどのようなお仕事をしていますか?
1つめは、ベトナムのオフィスがまだ立ち上がって2年ぐらいで、日本よりもビジネスや技術的な観点が低いので、そのあたりのフォローをしています。
2つめは、小張と話していた継続的な開発ができるプロダクトチームをつくるにあたっての仕組みづくりです。
コードレビューをどうするか、最近はベトナムメンバーが率先して取り組んでくれている読書会などの、継続的に学んだりとか自分たちがスキルアップをする仕組みづくりをしています。
ベトナムだから? 国民性?
ベトナムはフランクなので、そこは良い部分かなぁと思います。
ベトナム人メンバーの結婚式にて。メンバー同士和気あいあいとした雰囲気が伝わってきます。
前の会社では、ドイツ人やフランス人の同僚がいたのですが、彼らは自分の意見をハッキリと主張していました。まぁ、ハッキリしていることはメリットでもありますが、文化が違うのは難しいなと感じていました。
そんなイメージを持って、ちょっと覚悟してベトナムに来たんですが、ベトナム人は日本寄りですね。真面目というか、仕事が終わっても残って自主的に勉強している人がけっこういます。
ポテンシャルがあります。学んで吸収をしたら伸びていく人が多いのかなと思いました。
PIXTA VIETNAMの社風なのか、他の会社もそうなのかはわからないですが、比較的フランクですね。
オフィスは日本風のデザインですし、フラットで他の人とも差がなくて働きやすいです。
帰任することになって、今の気持ちはどうですか?
もうひとつは、ベトナム側は、まだまだ改善していくところとか、色々試していきたいことがあったので、それができないことは残念ですね。
伊藤さんの送別会の様子。
チャレンジしたいとか、そういうことに対して興味がある人には向いているんじゃないかなぁと思いますね。
91年会(ハノイにある91年生まれの会)で話していても、日本で働く同い年の人よりも裁量が大きかったり、高い立場だったりするなと感じます。
やっていることも日本の人たちとは違うと思うので、もっと上に行きたい人には合っているという気がします。
駐在員って日本からの圧があったり、日本とベトナムとで板挟みにあい、うまく日本との連携ができなかったりという人も多いと聞きます。
それは、日本にいる日本人が、日本での働き方や環境しかわかっていないことが原因で、ベトナム人は必ずしも日本と同じようにはいかないからだと思うのですが、その辺はどうですか?
日本側のメンバーにも理解をしてもらう必要があります。
ベトナム側が日本と同じように進まないのは、仕方がない部分もあると思うので、「ベトナムはまだ未熟だ」ということを日本側に伝える、発信していく必要があると感じています。
あとはベトナム側でスケジュールを決めたりとか。日本とは違ってベトナム人の仕事量など、レベルに合わせた見積もりや期間を決めて、それを日本側に伝えるとか、そういうのは必要なのかなーという気はしますね。
スケートリンクにて。
時には、メンバーと遊びに行くことで信頼関係が築けることもあるようです。
僕が思っていることと、小張が思っていることが合致した部分もあって、1年間の出向などのチャンスがもらえたので、感謝しています。
あとは1年間駐在しているなかでも、相談にのってくれたりだとか、やりやすいように調整してもらったりだとか…、やっぱり感謝しかないですかね。
最後に何かあればどうぞ!
現地採用だといるかもしれないですが、エンジニアで20代で駐在する人ってあんまりいないのかなという気がするんですよね。なので、ピクスタで「ベトナムに駐在したい!」って言ったら、そのへんはすんなり行けそうな気するなぁと思います。もちろんPIXTA VIETNAMの代表である小張とは話さないといけませんが、基本的には自分の意思を尊重してもらえるので、そういうところは、エンジニアとしてピクスタで働く大きなメリットの1つなのかなぁという気はしますね。
僕もとくに英語とかはできなかったですし、駐在に適しているか適していないかというと、僕は下の方だったと思うんですよね。社内でも英語のレベル的にはほぼ下だったので、駐在をしても良いという判断が難しかったんじゃないかなぁと思いました。
それでも来て良いよって言ってもらえたのは、会社の雰囲気というか「やる気があれば任せてもらえる! 信念があれば任せてもらえる!」という会社の社風が大きなところなのかなぁと思います。
いかがでしたでしょうか? 20代でも権限を持って大きな仕事を任せてもらえるチャンスがあるハノイ。
色々な経験を積みたい方には、おすすめですね!
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(Special thanks!:Metくん)