【ハノイ】イベント・ワークショップ「Rails Girls Hanoi 2017」に参加してきた!

筆者が、Viethichを立ち上げる際にサイトの構築でこだわった事があります。それは、取材をした方々に「このサイトに載るんだ!嬉しい!」と思ってもらえる様な素敵な見た目にする事です。

このサイトを立ち上げるまで、サーバーの契約方法も、WordPressの構築方法も全く知らなかったのですが、1つ1つ調べて完成させました。
まだまだ不十分なところもありますが、イラストレーターのKoromoさんにもご協力頂き、なかなか素敵なサイトに仕上がっているのでは無いかな?と自負しております。
・・・自負しておりますが、もっともっと色んな知識を身に付けたい!!!という事で、先週の土日朝9時から夕方5時まで2日間、Framgia Inc. とRuby Vietnamコミュニティーの共同イベント・ワークショップ「Rails Girls Hanoi 2017」に参加してきました!!

Rails Girls Hanoi 2017

Rails Girlsとは?

Rails Girlsはより多くの女性がプログラミングに親しみ、アイデアを形にできる技術を身につける手助けをするコミュニティです。
引用:http://railsgirls.jp/

Ruby on Railsというものを使ったイベントなので、イラスト内にルビーが描かれ、Rails Girlsという名前なのですが、プログラミングについてよくわからない人にとっては、説明すればするほど、迷宮入りしそうなので、ここでは省きます(笑)とりあえず、Viethichが今後もっとより良いサイトになるように勉強しに行ったという事だけご理解頂き、プログラミングに興味がある方は、是非、前述のRails Girlsホームページをご覧ください。

Framgia Inc.

今回のイベント、本来はプログラミングに興味のあるベトナム人女子大学生向けのイベントだったのですが、それを分からずにFramgia(フランジア)社に問い合わせしたところ、なんと参加OK!更に日本人エンジニアさん&ブリッジシステムエンジニア(日本語を話せるベトナム人エンジニア)さんをわざわざご準備頂いてしまいました!ありがとうございます。

そんなとっても”Awesome!(半端ない!)”なFramgia社は、”We make it Awesome!”をスローガンにアジア9都市で多様な国籍やバックグラウンドのメンバーとたくさんの”Awesome!”を産み出しているIT企業です。設立から5年で1,000名規模まで成長したハノイではとっても有名な企業さんで、筆者も大注目しています!

Framgia社について詳しく知りたい方は、ホームページをご覧ください。

イベント会場の様子

こちらが、今回行われたイベント会場の入り口です。なんだかお洒落。中に入ると可愛らしい女性がお出迎え!写真撮っても良いですか?と聞くとわざわざ遠くに置いてあったRails Girlsの看板を持って来てくれました。流石!会場は、2階にあります。階段の壁にも素敵なイラストが描かれていました。会場では、靴を脱ぎます。綺麗な場所では靴を脱ぐ!・・・ベトナムの鉄則です(?)
想像以上の素敵な会場に筆者とってもビックリしました!
会場の奥には、ビジネス書が置かれた自習スペースもあります。こんなワークスペースがハノイにもあったのですね・・・。全然知りませんでした。会場中央には、Rails GirlsのRのオブジェが置かれていて、とってもフォトジェニックです。筆者も一緒に参加してくれた友人とインスタ映えする写真(?)を撮影してみました。今回、持ち物はパソコンのみと聞いていたのですが、テーブルにはなんとFramgia社のノート&ペンが置かれていました!・・・ほんとにAwesome!壁の看板もとっても可愛らしいです。時間にルーズで有名なはずのベトナム人なのですが、このイベントでは時間より前に来ている子がほとんどで、参加者の真剣度が伝わってきます。なんと飲み物もフリー。この後、ケーキやフルーツも出てきました。・・・至れり尽くせり。時間通りに来ることもさることながら、女子大学生達が、パソコンを持っている事にも驚きました!(ただ、見ると旧式っぽいパソコンの人がほとんどで、大学から借りたりしてきたのかなー?とも思ってみたり。。。)

イベント開始!

開始予定時刻を少し遅れて、イベントが始まりました。(その辺は、ベトナム流)参加者に意気込みを聞いてみたり、、、

今回のイベントで使用するプログラムの説明があったりしました。実際の操作方法をスクリーンに映しながら説明してくれました。

プログラミング開始

4人掛けのテーブルに1人から2人のコーチがついて、やり方を教えてくれます。コーチの皆さん、女子大学生達に心なしか嬉しそうです(笑)筆者のテーブルでは、日本人エンジニアの塚田さん(写真左側)&ブリッジシステムエンジニアの星輝さん(写真中央・名前は、日本語名)が付いて色々と教えてくれます。
写真は、ベトナム人エンジニアさんからこれから行う項目について、確認してもらっている様子です。それにしても、参加者の多いこと。。。こんなにプログラミングに興味があるベトナム人女性がいるなんて全く知りませんでした。

ランチ休憩

「お昼ご飯どこで、何を食べたら良いんだろう??」と悩んでいたら、なんとお昼付き!(2日間ともに)何度でも言います!Awesome!1日目のお昼ご飯は、こんな感じでした!ちなみに左側に写っているのは、カエルのから揚げです。

食後はゲームから!

食事が終わって、午後は眠くなるタイミング・・・集中力が切れちゃうなーと思っていたら、ゲームが始まりました!参加者1列に並んで、伝言ゲームです。司会者さんから、ゲームの説明。・・・と何故か、前の人の耳を掴む・・・何でしょう、これ。。。団結力が試されるのでしょうか?前の人から伝言をして言って、一番最後の人が走ってステージまで行き、文章を紙に書きます!!優勝したのは、このチーム!勝因についてのインタビューを受けていました。

午後のプログラミング開始

ゲームを行って、眠気がさめたところで、午後のプログラミング開始です!みんな真剣に取り組んでいます。

2日目のゲームの様子

さてさて、日付が変わって翌日も朝からプログラミングを行い、ランチを食べ、ランチ後にまたまたゲーム!この日は、2人1組になって、文章を書き、その文章が成り立っているかどうかで勝ち負けが決まるゲームを行いました。
ちなみに私のチームは、前半の人が「お腹が空いてしまった。」後半の人が「ご飯を食べにいこう!」でまさかの物凄い一致度でした!みんなよく出来た!という事で、参加チーム全員にお菓子が配られました!

抽選会

イベントの終盤には、抽選会も行われました。前日受付をしてくれた女性が準備をしていました。Framgia社のロゴ入り水筒、ヘルメット、雨合羽・・・欲しい!!(写真奥に写っている、トートバックは、なんと参加者全員へのプレゼントでした。やっぱりAwesome!)こちらの女性がくじを引きます!ピンクの箱にピンクのワンピース!コーディネートもバッチリきまってますね!「私、当たるかな~(ドキドキ)」さて、どうでしょう?最初の景品が当たったのは、この2人!・・・残念ながら筆者の名前は呼ばれませんでした。続いて、筆者をサポートしてくれた塚田さんが引きます。塚田さん当てて~!・・・と願ったのですが、残念ながら当たらず。Framgia社のヘルメット欲しかったです。

優勝者決定!

抽選会を行っている間に参加者全員のサイトをコーチ達が審査し、一番よく出来た人が選ばれました。
選ばれたのは、こちらの女性。筆者と同様に今回のイベントで初めてRuby(今回使われたプログラミング言語)を触ったそうです。

画像引用:https://www.facebook.com/FramgiaVietnam/

こちらが彼女のサイト。最初見た時「なんで、Facebookページ開いているんだろう?」と思ったら、なんとFacebookページ風のサイトを作っちゃってました!
優勝者には、賞品が贈られました。おめでとうございます!最後は、握手と共にイベント終了!お疲れ様でした!

感想

プログラミングについて

面白いなと感じつつも、まだまだでエンジニアさんの凄さを改めて知りました。コードを打つだけで、サイトがドンドン進化していくのは、とっても楽しいですが、知識が必要ですね。これからも勉強頑張りたいと思います。

Framgia社のスタッフについて

イベントの内容以上に筆者が驚いたことはFramgia社スタッフの仕切りの上手さと気遣いでした。
ハノイに来た当初、工場長として沢山のベトナム人スタッフを見てきた方が言っていた事で、「ベトナム人スタッフを見ていると、100人に1人か2人くらい金の卵みたいな、日本人の感覚に近い子が現れる。その子を磨き育てていく事が大事。そういう子をリーダーにするのであって、金の卵じゃない子を一生懸命リーダーとして育てようとしても難しい。」というのがあります。

筆者も4年間ハノイで働いてきて、それを実感することが多々ありました。1つの事について説明して0.5伝われば良いかな?と思うほど、一歩一歩が大事のベトナム人の中に1つ言って10理解出来る、それも日本人に近い気付きが出来る子がたまに現れます。

Framgia社のスタッフは、まさにそんな金の卵たちの集まりの様に感じました。
前職の他に、社会科学習(?)として、ハノイにある他社のイベントに参加したり、日本食店でアルバイトをしてきたのですが、最初は日本人であるという事に気を遣えてもだんだんと自分たちで盛り上がってしまい、ベトナム語のみで進行し、日本人が置いてけぼりになる事が「ベトナムあるある」だったりするのですが、日本人参加者(3人のみ)に対し、前述したゲーム中にも言葉が通じない日本人がいるという事への気遣いがありました。

先を見通すという事が難しいなと思うベトナム人スタッフの中で、優秀な大学を出ている=金の卵というわけではなく、前職にいた頭1つ飛び出ていた子は、決して英語の発音は綺麗ではなく、英語のスキルも正直そこそこ?だったのですが、それでもTOEICなどで満点近い成績をとっていて、発音が綺麗で優秀な大学を出ているスタッフよりも、色々な事がきちんと理解できて、自分で考えて行動できる子でした。

下記、Framgia社のエンジニアの採用の流れを見て頂くとよりわかるのですが、現在Framgia社には、毎月2000人ほどの応募があり、採用者は、100人中2人なんだそうです。まさに選ばれた金の卵たちなのでしょうね。
https://framgia.com/journal/hiring-and-training/
完全にブースト機能が発動しているというか、今風にいうとバズっているというか、

  1. Framgia社に入りたい!という気持ちで応募してくる人を採用できる。
  2. 採用された人が率先してイベントなど外部発信も行う(今回のイベントもしかり)。
  3. ますます認知度が上がり、Framgia社に入社したい人がもっともっと増える。
  4. 意識の高いベトナム人スタッフが仲間になり、もっともっと色々な事に挑戦できる。

・・・という仕組みが確立している気がしました。

全員と密に話したわけでは無いのですが、ベトナム人の場合、日本人以上に見た目に差が出ている気がして(筆者の主観です。)、表情、髪形、体格、服装などで何となく分かってしまったりします。
Framgia社のスタッフは皆自信に満ち溢れた表情をしていて、普段街中で見かけるベトナム人とは全く違うなと感じました。

在住歴5年目=ベトナム人スタッフと仕事をして5年目になる筆者が見ても驚くほど優秀なスタッフが揃っているFramgia社。
今回の記事を読んで、Framgia社にオフショア開発の相談・お見積りをしたくなった方は、是非↓からどうぞ!
https://framgia.com/contact/
・・・勝手に宣伝してみました(笑)


この様なイベントに参加する経験は、ベトナム、特にハノイではなかなか出来ないので、参加を快く受け入れてくれたFramgia社に大感謝です。ありがとうございました!
越本さん、塚田さん、近藤さん、そしてまさかのお返事を頂いてしまった小林社長、ありがとうございました!

おまけ

画像引用:https://www.facebook.com/FramgiaVietnam/

お土産をもらって誰よりも喜んでいる筆者。ベトナム歴5年目、言葉が通じない分オーバーリアクションが身についてきました(笑)



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ABOUTこの記事をかいた人

宮城県仙台市出身。2013年6月からベトナム・ハノイ在住。 ベトナム在住そして、独身女性だからこそ書ける記事を提供できるよう日々奔走中。自称ハノイ美容マニア。趣味である各国の「民族衣装」撮影時にベストなコンディションで臨めるよう、日々新しい美容方法を試している。 本人はしっかりしているつもりなのに、度々変な事に巻き込まれる。地元の後輩からは『生きるコントby大宮エリー』と言われている。