東南アジア最大の仏教寺院バイディン寺はギネス世界記録保持

本日は、東南アジアで一番大きな仏教寺院バイディン寺をご紹介いたします。

現在は、東南アジア最大を誇るバイディン寺ですが、もともとの総本山(かなり小さいんですが)はバイディン寺の山の上にあり、こちらは1136年に建立されています。
その後、2004年からバイディン寺の増築が始まり、今に至ります。総本山以外の部分は、まだまだ新しい仏教寺院なのですが、とにかく規模が凄いです。
日本の寺院であれば、バイティン寺にある1つの建物だけでも観光名所になりそうなのに、広大な土地にこれでもか! といわんばかりの仏像が祀られています。その光景を見ているとベトナム人の仏教への信仰心の深さを感じることが出来ます。

東南アジア最大の仏教寺院バイディン寺

入り口兼電気自動車乗り場

こちらが、バイディン寺への入り口です。
地図からもわかる通り、かなり広大な敷地です。

お寺の徒歩用入り口(バイディン寺の中間地点)までは、歩いていくと20分程度かかりますが、電動自動車も走っているので、それに乗っていくことも出来ます。拝観料はかかりませんが、電気自動車に乗る場合は、電気自動車代がかかります。
片道30,000VND(≒145円2018年05月現在)こちらの黄色い電気自動車に乗って向かいます。

三関門

電気自動車に乗って5分ほどで三関門に到着します。三関門を背にすると反対側に護法を祀るお堂があります。こちらがお堂です。入り口の両脇には狛犬がいます。日本のお寺と同じですね。
こちらから中に入ります。

羅漢回廊

約3kmに渡る回廊に500体の表情や姿勢などが異なる阿羅漢が並んでいます。こちらの回廊の長さと回廊に並ぶ500体の阿羅漢は、ギネス記録に登録されているそうです。
更に500体の羅漢像全てに触れると”健康になれる、願いが叶う”と言われています。

鐘楼

回廊を進むとさっそく鐘楼が現れてきます。巨大な鐘です。鐘を吊るすための鎖も立派…って見るところ違いますかねw鐘楼からの眺め。

観世音殿

画像引用:https://hanhtrinhtamlinh.com/dien-quan-the-am-bo-tat/

木像の観音菩薩、千手千眼観音像が祀られている観世音殿。筆者が訪れた時は、修繕工事中だったため、引用画像で失礼いたします。

釈迦仏殿

こちらには、アジア最大の金銅像といわれる、まばゆい金色に輝く釈迦如来と阿南陀、迦葉摩騰が祀られているのですが、筆者は、神様を撮影するということになんだか抵抗がありまして、金銅像の写真はありません。金銅像の写真はありませんが、釈迦仏殿の中は、こんな感じでとても煌びやかです。
釈迦仏殿の横には、入り口からずっと見えている塔が近くに見えます。
こちらが塔の全景です。
※徒歩用の入り口は、こちらの塔の横にあります。

三世仏殿

こちらには、過去、現在、未来に渡り人々を護る三世仏が祀られております。御堂内も神聖な雰囲気で、頑張って回廊をのぼってきた甲斐があります。景色もとっても良いです。
写真では、かなり見づらいとは思うのですが、東南アジア最大の弥勒菩薩が後ろの山の上に立っています。
帰り道は、立ち寄る場所も無いので、ひたすら反対側の回廊を下っていきます。回廊の反対側にもたくさん阿羅漢が並んでいます。


いかがでしたでしょうか? 東南アジア最大、すべて歩いて回るのに3時間以上はかかるバイディン寺。ベトナム旅行の思い出に一度は訪れてもらいたい場所です。

バイディン寺 (Chua Bai Dinh)
住所: Gia Sinh, Gia Viễn, Ninh Binh
拝観時間: 07:00~18:00

おまけ

帰りの電気自動車を待つ間に買って飲んだコーラは格別でした。デザインのベトナムバージョンで可愛かったです。帰り道からみたバイディン寺。ライトアップされていて、夜の景色も見てみたくなりました。



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ABOUTこの記事をかいた人

宮城県仙台市出身。2013年6月からベトナム・ハノイ在住。 ベトナム在住そして、独身女性だからこそ書ける記事を提供できるよう日々奔走中。自称ハノイ美容マニア。趣味である各国の「民族衣装」撮影時にベストなコンディションで臨めるよう、日々新しい美容方法を試している。 本人はしっかりしているつもりなのに、度々変な事に巻き込まれる。地元の後輩からは『生きるコントby大宮エリー』と言われている。