今回は、私が感じたベトナム人にとっての年中行事(季節行事)について書いていきたいと思います。
私がベトナムに来て驚いた事の一つに「ベトナム人の季節行事への力の入れよう」というのがあります。
(最近変わってきましたが)ベトナムには、日本ほど娯楽施設が無いので、その分、季節の行事を通じて非日常を楽しんでいるのかな? と感じていました。
印象に残っている年中行事
私が特に印象に残っているのは、以下6つの行事です。
※タイトルをクリックすると外部サイトにとび、それぞれがどんな行事をする日なのか確認する事ができます。
- 旧正月(テト)(旧暦で大晦日から1月3日までの間)
- 国際女性の日(新暦3月8日)
- ベトナム女性の日(新暦10月20日)
- 国際子供の日(新暦6月1日)
- 中秋節(旧暦8月15日)
- ベトナム教師の日(新暦11月20日)
旧正月(テト)
ベトナムの一大イベントと言えば「旧正月」です。ベトナムでは「テト」と言い、ベトナムで一番長い連休がこの旧正月です。
旧正月が近づくと同僚達は、みんなソワソワ上の空で、旧正月を楽しみにしているのがよくわかります。
テト前には、だいたい何処の企業もボーナスを出すので、それもワクワク要素に加わっている気がします。
ベトナム人のほとんどが、旧正月の期間、故郷に帰り、親族一同毎日飲んだり食べたり楽しい時間を過ごすそうです。
ちなみにベトナムではだんだんとクリスマスやハロウィンが市民権を得てきているのですが、バレンタインデーに関しては、旧正月期間と被ったり、被らなかったり、その年によって変わるため、いまいち盛り上げり切っていないように感じます。
国際女性の日&ベトナム女性の日
当サイトでも、色々な記事で紹介している「女性の日」は、年に2回あります。
日本では「女性だけ”女性の日”があるのは、女性を差別しているようなものだ」という考え方もあるようなのですが、私は純粋に年に2回も女性としてお祝いしてもらえて嬉しかったです。女性の日は、会社のデスクにお花やお菓子が置いてあって、出社するのが楽しみでした。
国際子供の日&中秋節
中秋節は、日本でいう「十五夜」と一緒でお月見を楽しむ日だったのが、今では子供の日となっているそうです。
つまり、女性の日と同様に子供の日も2回あるという事になります。子供達はきっと嬉しいですよね。
ベトナムは、子供をめちゃくちゃ大切にするので、中秋節に合わせて社員の子供達に向けたイベントを行う会社も多いようです。
また、中秋節の時は、会社から社員たちに月餅が配れるのが一般的のようです。私もベトナムで働いていた頃は、毎年月餅をもらっていました。
中秋節の時期になると月餅の出店がそこら中に並び、それを見ると「今年も中秋節の時期が来たんだなぁ~」と思っていました。
ベトナム教師の日
私は、ベトナムで教師をしたことが無いので、直接お祝いされた事は無いのですが、ベトナムで知り合った日本語教師をする日本人の皆さんのFacebookを見るとかなり盛大に教師の日のお祝いがされていて、いつも「凄いなぁー!!」と見ていました。
日本語教師をしていた友人曰く、学生さん達みんなでお金を出し合って、様々なプレゼントをくれるそうです。教師冥利に尽きますね。
いかがでしたでしょうか?
いやぁー、この記事を書くのここ最近で一番苦戦しました。どうまとめるのが良いか、考えをまとめるまでに時間はかかりましたが、自分では書こうと思わなかったお題だったので、お題いただけて嬉しかったです。
引き続き、エッセイに書くお題を募集しております。
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